コテージ到着-2
受付のある本館建物の前に着くと、新司と忠に受付を任せ、女3人はクルリと振り返って、後から続く瑞季達に体を向けた。その時、またもや絶好の風が海から吹いてきた。
あげまん揃いの美弥子達は、それが卑猥なことに関する限り、時折神憑り的な事象を起こした。車内では超人的な連携で瑞季を突発的にエロトラップに嵌めた。その効果がそろそろ効いてくる頃だと感じ、次の切欠を欲していた美弥子達にとって、その神憑った風は文字通りの追い風となった。
「やあん、まただわ〜」
捲れ上がるスカートではなく、髪の毛を押さえる美弥子達は、幸樹の下半身の次に、今度は女体を曝け出すことでジワジワと卑猥なエロモードへと瑞季を誘っていった。
再び訪れた光景を前にして、瑞季は自身の捲れ上がったスカートを押さえるのも忘れるほど驚いていた。
驚く瑞季の横では幸樹が鼻血を垂らしながらアングリと口を開けていた。
「きゃあ、瑞季さんの下着、かわいい〜」
自分の下着を見て無邪気にはしゃぐ恵子の剥き出しの下半身を凝視し、さっきのことが見間違えでなかったことがハッキリとわかった。
(パ、パンツを穿いてない…、そ、それよりも…)
それよりも大人に在るべきものが無いことで、股間に走る卑猥なワレメが3スジともハッキリと見てとれた。
(け、毛が無い…、ど、どうして…)
瑞季はずいぶん昔の記憶を手繰った。独身時代の瑞季は他界前の兄の家族と一緒に温泉に行ったことがあった。その時のことを瑞季は思い返した。
瑞季の脳裏に黒々と淫毛が茂った当時の瞳の股間が思い浮かんだが、その記憶の中の画像が美弥子達のエロ効果でドンドン変化していき、いつしか瑞季の脳裏に可愛い恵子の声が響き始めた。
『お義母様のおまんこの毛は、あたしが剃らしてもらいますね…』
全裸で足を開く瞳の股間の前で、全裸の恵子が四つん這いになって覗き込むように言った。
昨晩からの睡眠不足と、続いて起こった車内の動揺で、まんチラの軽いジャブでも予想以上の妄想効果を瑞季に及ぼしていた。
『まあ、恵子ちゃん、お嫁さんからおまんこの毛を剃ってもらえるなんて、あたしはなんて幸せな姑なのかしら…』
『恵子ちゃん、お姑さんのおまんこの毛をそんなに愛おしそうに剃るなんて、お母さん嬉しいわよ…おちんちん…』
『うふふちんぽ、お母さんのおまんこの毛も後で剃ってあげるからね…おまんこ…』
『あら嬉しいおちんちん。じゃあ恵子ちゃんのおまんこの毛はあたしが剃ってあげるわよ…おまんこおちんちん…』
(な、なに…)
脳内の会話が明らかに異常をきたし始めて、瑞季の益々動揺が広がった。
それに付け入るように、脳内の女達は瑞季にクルリと女体を向けて股間を曝した。
『おまんこ…』『おまんこ…』『おまんこ…』
今までの人生の中で、数度しか聞いたことのない、ましてや、口にしたことのない卑猥な単語が脳内を侵し始めた。
(ああ…ダメ…)
『これはおまんこ…』
いつも優しいはずの瞳の目が妖しく輝く。
『ちんぽを入れるおまんこ…』
恵子の清純そうな表情が卑猥な色に歪む。
『はあ…おまんこが気持ちいい…あなたにもコレ、あるでしょ…』
清楚な主婦のはずの美弥子がトロンとしながらその部分を弄る。
(いやああああああ!)
隠語を口にしながらそれを近づける女達に、瑞季はショックの余りに、リアルに立ちくらみを起こしてしまった。
それを見た現実の瞳が慌てて駆け寄り、瑞季を抱き止めた。
「瑞季ちゃん!」
倒れる寸前に抱き止めてくれた瞳の甘い香りが鼻腔を擽り、瑞季は更に激しく胸が騒いだ。
「ヒッ、ヒ〜〜〜!」