淫らな一族集合-4
忠の言葉を新司は素直に受け取り、徐に助手席に座る恵子スカートの中に手を入れた。新司の想像したとおり、指先は婚約者の淫口の入口で硬い物に触れた。
「うふふ、新司さんのために朝イチから温めておきました」
恵子の妖しい笑みを受けた新司は、淫口の中に入っている物を一気に引き抜いた。
「ひゃん!」
その拍子に恵子は声を漏らした。
「おっ、ちょうど人肌に温まっているな」
新司は恵子が荷物を積み込む間、内股で歩く姿を見て膣内にお気に入りのドリンク瓶を仕込んでいることを見抜いていたのだ。
「瞳さんも飲みませんか?」
美弥子はそう言うと、ノーパンの足を開いて、淫口に入れた赤マムシドリンクのキャップを瞳に向けた。
「いただきま〜す」
瞳はニヤニヤしながら、美弥子の股間からドリンク瓶を一気に引き抜いた。
「ひゃん!」
美弥子も恵子と同じような声を上げた。
「う〜ん、愛液と赤マムシドリンクのミックスジュースが子宮に染みるようだわ。どうも、ごちそうさまでした」
瞳は瓶に絡んだ愛液を舌で舐め取った後、口に蓄えた女の風味とともにドリンクを飲み干した。
「いえいえ、お粗末様でした」
「それはそうと美弥子さん。今回参加する義妹は少し生真面目ですから、その点を考慮していただけたら助かります」
赤マムシドリンクを飲み終わり、空き瓶を美弥子の淫口に戻しながら瞳はそう頼んだ。
「ひゃん!もっと奥まで淹れて」
いつもバカなやり取りをしている美弥子だが、男女の機微を感覚的に嗅ぎわけることができる。瞳の短い言葉だけで言わんとしていることは充分理解をしていた。
万一瑞季が卑猥な雰囲気に馴染めない体質だと感じ取れば、美弥子は決して無理強いはしない。
そんな美弥子の本質を理解する瞳だからこそ、美弥子を敬愛してやまないのだった。
「安心して。あたしも忠くんも睡眠不足だから車の中では休ませて貰うわ。エッチな真似はしないわよ。車の中ではね」
取り敢えず美弥子は、車の中では様子を見るために大人しくしておこうと思った。
「ふう、ということは瞳さん、この続きはお預けだね」
赤マムシドリンクを飲み、なんとなく復活した気分になった忠だったが、再び舐り始めた瞳の肥大したクリトリスから顔を離した。
いつもはそれを見るだけでギンギンに勃起するはずなのに、瞳の卑猥なクリトリスを前に半立ちにしか反応を示さなかった。忠はエネルギー不足を痛感していた。
(い、いかん、マジで瞳さんのために休まなくては)
「うふふ、楽しみにしてますね」
「じゃあ新司くん、運転は任せたよ」
「お父さん了解です。お二人とも後に備えてゆっくり寝ていて下さい」
その言葉を受けて、忠と美弥子は3列目の後部座席の両端に座り直し、直ぐに寝息を立て始めた。少し休めば、赤マムシドリンクの効力は劇的に発揮されるはずだ。
しばらく車が進み、瑞季の住む賃貸マンションに到着した。マンションの前では硬い表情の瑞季と幸樹が立っていた。
「あの2人が瑞季さんと幸樹くんね。新司さんに似て2人ともイケメンね」
イケメン好きの恵子の子宮がキュンとなった。
(うふふ、新司さんが許してくれたら、あの子の童貞を貰っちゃお♪)
目の前に止まった車から降りてきた清純そうな女が、にこにこと微笑む姿を見て、硬かった瑞季の少し表情が和らいだ。
「おはようございます」
恵子は瑞季達に軽く会釈をしながら元気よく挨拶をした。
「おはようございます。もしかして噂の新司くんの婚約者さんですか?」
「そうです。桜井恵子と申します。至らないことばかりですが、よろしくお願いします」
「いえいえ、こちらこそよろしくお願いします。ちょっと新司くん、凄くステキな女性じゃないの。どこで見つけたのよ」
人の良さそうな恵子の態度にすっかり和らいだ瑞季は、少し砕けた感じで新司に聞いた。瑞季の雰囲気が変ったので、隣に立つ幸樹の表情も少し緩んだようだ。