海水浴(欲)準備-3
親族以外では、恵子の大学時代の親友の松本姫美夫婦もレギュラーで参加していたが、その姫美は目出度く妊娠をしていることがわかり、今回の海水浴は不参加となっていた。
妊娠記念の乱交パーティーは、一家の記憶に新しい。
「ところでお母さん、明日それ着るの?」
恵子は忠の目の前でクリトリスを軽く撫でながら、水着を披露する美弥子に聞いた。
「えへ、可愛いでしょ」
美弥子は嬉しそうに微笑むと、くるりと回ってみせた。本当は明日いきなり披露するつもりだったが、我慢できずに見せたくなったのだ。
「お母さんは何を着ても可愛いけど、結婚前の娘が居るにしては、ちょっと大胆すぎない?」
恵子の指摘の通り、美弥子は白いビキニ姿だった。
「え〜、そうかなあ。ちょっと露出を抑え気味にしたつもりなんだけどなあ」
美弥子は自分の水着姿を見降ろして首を捻った。初めはTバックのマイクロビキニにするつもりだったのだが、年齢を考えて諦めていたから恵子の指摘に少し不満気だ。
「問題は形じゃないわよ。乳首が透けてるじゃないの。ブラの裏布外したんでしょ」
「あら気付いた?少しカスタマイズしたのよ。これで水に浸かったら凄くエッチだと思わない?」
「モロにエッチだと思うけど…」
嬉しそうに説明した美弥子の肢体を、恵子は改めてシゲシゲと上から眺め直した。そして恵子の視線は下半身の中心部分にピタリと目が止まった。
「やだ。パンツも裏布取ったの?」
「うふふ、わかる?」
美弥子が妖しく微笑んだ。実はクロッチ部分を取っただけではなく、布が更に透けるように、股間部分を丹念に束子でごしごしと擦ってダメージを与えていた。ガーゼとまではいかないが、女の大事な部分を覆う布地はかなり薄くなっていた。
「わかるわよ。お股に喰い込んでワレメちゃんの形が写ってるじゃないの」
「えへ、可愛いでしょ。これで水に浸かったらエッチな部分が更にクッキリと写るわよ」
美弥子はそう言いながら、布地にクッキリと透ける縦スジ部分に指を喰い込ませた。布地に染み込んだ湿り気が、美弥子は指先をじっとりと濡らした。
「うふふ、さすがあたしのおまんこちゃんね。結構濡れてるわ。これならワザワザ水に浸けなくても大丈夫かも。ちょっと見てくれる」
美弥子はその場に腰を落として足をM字に開くと、気になるその部分を覗き込んだ。
その部分は美弥子が期待していた通りに仕上がっていた。愛液が染み込んだ薄い布地に肌が貼り付き、肌色の大陰唇は元より、興奮で勃起したクリトリス、恵子よりも少し紫がかったピンク色の小陰唇の形まで、卑猥な女の部分を余すことなくクッキリと浮かび上がらせていた。
美弥子は自身の手入れの成果に、ニンマリと微笑んだ。
「やあん、クリちゃんもビラビラも透けて、モロにおまんこじゃない。ああんエッチエッチ〜、いいなあいいなあ」
露出に目覚めた恵子は、卑猥な衣装纏った美弥子を羨ましく思った。
「あら、恵子ちゃんはどんな水着にしたの?」
美弥子は悔しがる恵子の水着に興味が沸いた。