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虹色の楽譜
【女性向け 官能小説】

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ストンと落ちたワンピースを脱ぎ捨てて。
そんな私の鎖骨にキスを落とした。

「んっっ・・・」

「愛してるよ」

6年ぶりに聞くその言葉は、6年前の約束の言葉とは違って
「今」を表現する言葉だった。

ブラをはずしてゆっくりと触る。
くすくす笑いながらキスを繰り返す。

「愛してるよ」

何回言っても足りないというようにキスとともに繰り返す。

「私も愛してる」

その言葉に嬉しそうに奏くんが反応する。

愛してる。
その言葉が6年前はお互いを縛る言葉だったのに。
今は・・・
お互いを結びつける言葉に変化した。

身体中を愛しそうに、愛しそうにくまなく撫で続けた。

「この身体も、心も俺のモノだ」

小さくつぶやいたその言葉を
聞き洩らすことはできなかった。

二人で仲良くベッドに転がり込んだ。
私も笑いながら奏くんのシャツを脱がせた。

「世界の小野寺?笑っちゃうわ。何その呼び方」
「ね。」

最新のコンクールに優勝した時にドイツの新聞が言い始めた。
奏くんはそのコンクールのタイトル受賞で名実ともに
世界でのトップの仲間入りを果たした。
と、柳下さんが言っていた。

「笑っちゃうね」
「笑っちゃうわ」

下着をはずして中指で刺激する。

「ぁ・・・・ぁ」

ぬるりと侵入してきた指は
私の中をゆっくりと刺激する。

ぐるりと回した指先が、一点に差し掛かると
身体がビクンッと反応した。

「はぁぁ・・・ぁ」




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