ずん田もち夫、誕生-2
コイツに愛なんていらない。
ただ、快楽を貪ればいいだけだ。
長いキスを一旦中止して、今度は彼女の身体に手を伸ばす。
滑らかな肌の上を滑らせてたどり着いた彼女の背中。
プチンとブラジャーのホックを外してやれば、解放感からか、カヨの熱い吐息が頬をくすぐった。
犯すみたいに乱暴にブラジャーを剥ぎ取ると、わざとおっさんのデスクの上にそれを投げ出す。
おっさんはブラジャーを手にすると、まるでその香りを楽しむが如く、鼻のあたりにそれを押しあて、
「……楽しませろよ」
と、俺を見るのだった。
ブラジャーがなくなったカヨの胸は、ため息が出るほど美しかった。
細い身体に似合わないグラマラスな胸は、張りがあるし、乳輪もデカ過ぎず小さすぎずの綺麗な色。
そこにちょんと乗る、小豆大の突起が尖っているのを見て、迷わずそこに吸い付いた。
頬がヘコむくらい力強く吸い上げたり、舌を激しく動かして、彼女の乳首を苛めてやる。
俺が付き合ってきた女の子達は皆、俺の舌使いに狂わされてきたのだ。
胸だけでイク娘だっていたんだ。
これで存分によがりやがれ。
そう思いながら夢中で舌を動かしていた。
なのに――。
「あん……、そんなに激しいと痛いわ……」
言いながらもカヨは胸に吸い付く俺の頭を優しく撫でる。
思わず顔を上げてカヨを見ると、相変わらずの余裕な顔でニッコリ笑い、
「舐めるだけじゃ淋しいわ。ちゃんと手も使ってあたしを気持ちよくさせて」
と言った。
平気なのか……?
弓なりに曲げられたその唇に、少し焦りを感じた俺は、ショーツに手をかけた。
女の性感帯は個人差があるだろうが、泣き所は大体決まっている。
ここを弄ってやれば、その余裕なツラもたちまち甘美に狂うだろう。
ショーツの中に手を入れ、柔らかい繊毛をかき分けた先の濡れた秘貝に魔の手を伸ばす。