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衛星和誌 −Qカップ姉妹−
【SF 官能小説】

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調教士として(21)-1

 同じメイドのジャニスさんが、やや険しい顔つきで、
(ライバル出現――!)
というように、サイズは自分をはるかに上回るPカップから噴出する、そのミルクを眺めていた。
 そしてまた、これはその場の誰ともなしに言い出したのだが、女軍人ジェニファーのバストも、以前よりふくらみが増してきているようであった。
 この晩、リリア・ミアヘレナには、純白のパンティが与えられた。

 コンジャンクションから三十日が経過した。“敗北側の調教士”が存在しないため、いまとなってはその日自体にもう意味はなかったが、それでもあなたには感慨があった。
 そしてその日、ジェニファーが奴隷を解除された。決められたMカップ、そして一二〇センチのラインをクリアしたのだ。正確には、一二〇・二センチ、だった。アンダーサイズのほうは、変わらずの八〇・一センチ。ウェストも六一・九センチのままだが、黒パンティのヒップは、九二・四センチと微増し、より女っぷりが増していた。そして彼女にも、純白のパンティが与えられた。
 しかしジェニファーは、健気なことに、ナディーカ姫がいまだ格闘中のため、自分も頑張りたいと言ってきた。具体的には、ミルキーウェイを使って、自分も母乳噴出に挑戦してみるということだった。あなたがたはこれを受け入れ、まだ目標を達成していないナディーカ姫も一緒にミルキーウェイを用い、バストアップとミルク噴出とを、同時に目指すことになった。
 ジェニファー・プラスケットはまた、あなたの頼みで「ザヴォーズ」との連絡役を一所懸命やりはじめてくれ、これはあなたは助かった。やはり、この機関との連携は、彼女やナディーカ姫が奴隷の状態でないほうがよかったからだ。そのザヴォーズには、オイオの工廠では技術的に無理だと言われた物を、あなたはオーダーしていた。完成にはもう少し時間がかかりそうだということであったが、あなたは期待を持てていた。母乳溶液ミルキーウェイに加える、あるものであった。
 ナディーカ・クセルクセス姫は、調教を続け、また幾度か夜のお楽しみをするなかで――これも意外と、と言ってよいのか――フェラが上手いことが判明した。
 光に透ける金の髪の間から覗く、幼さの残る小さく繊細なつくりの顔。美しく眉根を寄せながら懸命にあなたの一物を咥えてくれるのは、それだけでたまらなくそそられるものがあるというのに、その点を考慮せず純粋にテクニック面だけとっても、
(ミドリよりも上手い――‥‥)
と、あなたを達させながらそう確信させるものがあった。とはいえ、ミドリの前では、それはさすがに言い出しにくかったが――ナディーカちゃんは、カップとサイズのアップを目指すべく、進んであなたの責めを受けるようになっていた。
 ジェニファーは、そのナディーカ姫の調教に、積極的に参加してくれるようになった。これまでの絆がそうさせるのかはわからないが、あなたに命ぜられるまでもなく、姫を背後から羽交い絞めし、体をぴったり密着させ、そのおっぱいを力強く揉みしだく。
 かと思うと、これはあなたの許可を得て、ルリアと共同で、ナディーカ姫の太腿をこれも力強く押さえ込み、これでもかと大股開きさせる。ルリアに左脚を頼み、自らは右脚をその腕力で動けないように固定する。縄や器具などなくても、このふたりに押さえ込まれたら、非力な姫はどんなにもがいても脱せない。おそらく、ジャニスさんやリリアも同様だろう。ジャニスさんは、道具を使わないその拘束に好奇心を刺激されたのか、
「まあ、凄い‥‥」
と目を輝かせていた。
 ミドリと、そしてあなたも、やはり右腕、左腕とそれぞれ担当した。四肢を押さえ込まれた姫は、首だけ振っていた。あなたは、力を緩めないよう努力しながら、左おっぱいに口を持ってゆき、乳丘を舐め、また蕾を口に含む。ミドリも、あなたが何も言っていないのに、ナディーカの右おっぱいに同じようにし始めた。あなたとミドリは、お互いの頭をぶつけながら、競い合うように彼女のKカップを攻めたてた。ミドリのおっぱいを狙ってひるませてやりたかったが、両腕を押さえ込みに使っているため出来ず、もどかしかった。
「ここは、わたしが――。よ、よろしいでしょうか‥‥?」
 ジェニファーが、そんなあなたに許可を求めてきた。あなたは彼女の言いたいことがわかると、OKを出した。彼女も両腕は使っているから、お互い、大変だ。
 ナディーカちゃんの可愛いピンクのパンティはすでに脱がされ、彼女は全裸だった。これも、あなたが脱がせようと提案すると、ジェニファーは率先して、あなたが驚くくらいに乱暴に、それを剥ぎ取ったのだった。
 そのジェニファーは、身を乗り出し、大きく無防備に広げられた姫の股間に、うやうやしく自分の口を持っていった。
(やっぱり、臣下だな‥‥)
と、あなたは思った。
「ひ、姫‥‥。ジェ、ジェニファー‥‥い、いただかせていただきますっ!」
 そしてジェニファーはおもむろにナディーカの秘所に口づけする。
「あふっ、あふううう、ちょ、ちょっと待‥‥みゃうっ? みゃ、みゃあああああった!」
 ナディーカ姫は、いっそうの力でバタバタ暴れるが、どうにもならない。
「姫、頑張ってくださいっ。感じてください。みだらになってください‥‥。終わったら、わたしのお乳を吸わせてあげます‥‥」
 リリアが、Pカップの前で手を組み(そうすると、意識せずとも彼女のおっぱいは、肘に押され、独特のいやらしい形状になる)まるで妹を見守る慈悲深い姉のような表情でナディーカに声をかける。
(スガーニーの――絆か‥‥)
 あなたが感心するなか、翡翠姫こと美少女ナディーカ・クセルクセスはひときわ大きく鳴いた。同時に、その秘所から愛液を勢いよく噴出し、忠実な部下ジェニファーの顔にかけたのだった。
 そして、ジェニファーは自ら、バイブ責めをして欲しいと希望してきた。この間と同じく、同じ側の手足を束ねて股を広げる上下逆さの格好に拘束してください、と。思い詰めた表情であまりに強く懇願するので、あなたや女たちが言う通りにしてあげて、リリアとバイブレーターを手にしたナディーカが攻めに入った。
「姫さま‥‥お許しください‥‥」
「何を言うの、ジェニー。さっきのは、よかったわよ。わたし、あなたに愛されて、本当に気持ちよくイっちゃった‥‥。顔にかけたのは、ちょっとごめんなさいだけど‥‥」


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