調教士として(20)-1
そしてジェニファー・プラスケットは、ここのところ、現在の自分の役割を飲み込んできたようだった。軍人、という職業柄なのか、ひとたびあなたを上司――彼女にとっては「上官」だろうか――と見込むと、例えばナディーカを縛ったりする際、自分から積極的に、そしてあなたの命令に口ごたえせず忠実に、すみやかに協力してくれるようになった。今後の調教如何で、ミドリやルリアとはまた違った、自分の頼もしい片腕になってくれそうな予感がした。そして、ジェニファーとは異なるが、ナディーカもまた、今後の調教如何ではよき協力者になってくれそうな予感もあった。
「了解いたしました。では、さっそくそのように――」
一方、ナディーカ姫は‥‥。
やはり立場柄だろうか、なんというか、指示するのが上手いのだ。ただ声高に命令するだけでなく、ちゃんと全体を見て、的確なことを言う。いまは奴隷という立場だが、もともとコンジャンクションに強い関心があったり、黒調教士を召還したりと、女体責めへの理解はかなりあるほうなのだ。その点は、期待できそうな気がしていた。問題はオイオの三人、特に強硬派の――。
(ミドリとの関係をどうするか、だが‥‥)
ナディーカも、ミドリには気を遣っているようだった。
女たちを和解させるためと、自分の欲望を兼ねて、あなたは7Pにも挑んだ。
ナディーカ・クセルクセスちゃんは、まだどこか怯えをいだいているような節もあったが、ルリアには心を開いているようだったため、主に彼女に任せた。
「ほら、ナディーカちゃんのおっぱいに、ちゅっちゅしちゃうぞ」
「ひゃう‥‥ひゃううん‥‥」
「――けっこうやわらかいな。どれだけ伸びるかな‥‥」
「ひゃっ、ひゃうううン! ナ、ナディーカのおっぱいを、そんなふうにぃっ」
ルリアはナディーカ姫の乳を吸い伸ばしたりしつつ、彼女が泣き出すと、
「すまなかったな。ほら、わたしのおっぱいに思いきりむしゃぶりつけ。ありったけの力で吸い伸ばしてもいいぞ‥‥」
と、その豊かな胸に涙で濡れたナディーカ・クセルクセス姫の顔を巻き毛の金髪ごと、埋めさせてもいた。ナディーカ姫はくすんくすんと泣きながらも、オイオ産のPカップに舌を這わせてゆく。ルリアはそんなナディーカを優しく抱きとめつつも、指先はぬかりなく姫のヒップに持ってゆき、撫で回しては自分も楽しんでいた‥‥そんなふうにして、姫は女戦士になついていった。
あなたはジャニスさんとリリアを背中合わせにして軽く縛り、懸架していた。
これは、お姉さまは好き放題にやっていらっしゃるから調教士さまもと、リリア・ミアヘレナ自らが提案してきたのだ。最初はリリアのおっぱいを重点的に攻めようとしていたが、これに不満そうなジャニスさんがあなたの顔に、得意技のおっぱいすりすりをしてきてどうにもならなくなっていた。そこへ、リリアが言ってくれたのだ。彼女には、多人数を相手にしなければならないあなたへの配慮も見えた。
(まったく、できた
あなたはしみじみそう思い、彼女に感謝した。ふたりのメイドのボディは、互いのおっぱいを反対方向に突き出し、まるで塊のように揺れ動いている。あなたは両腕を伸ばし、それらのやわらかおっぱいを、心ゆくまで揉み込んだ。
「あはあっ、いいです‥‥! ジャニス、これ、いいですううっ!」
「リリアも――ですっ‥‥。あ、あ、あ――な、何かっ。これは、で、出ちゃいそうなっ‥‥。これは――これは、わたしも――」
絡み合うルリアやあなたを目にして、ミドリは最初、さみしそうだった。それでルリアはジェニファーに向き直り、言った。
「ジェニファー・プラスケット、おまえの腕力テストをしていいか‥‥」
「はっ」
「ドリーを拘束してみろ。――ドリーは、全力で抵抗してみろ」
「えっ、そ、そんな、ルリアさまっ。何を――きゃあっ」
ミドリは驚いていたが、すぐにジェニファーに絡みつかれ、羽交い絞めにされてしまった。
「う‥‥く‥‥」
「――その子を、しばらく頼む」
「は――はっ」
軍人同士、やはり息が合うのか、ジェニファーはルリアの意図を察したように、そのまま背後から少女を攻め始めた。
「ちょ、ちょっと――嫌ですわたし、こんなの――」
「ドリー、その女の手をわたしの手だと思え。素直に楽しむんだっ」
「む、無茶言わないでください――はうっ‥‥。――ちょ、ちょっと、そ、そんなに強く‥‥ひゃうっ、ひゃうううん!」
テクニックも何もないが、握力や速度だけは、ジェニファーはルリアにも負けず劣らず、といったところのようで、力任せにミドリの固めのおっぱいを揉みまくり、無理やり喘がせていた。
――しかし、やがてミドリが本気で泣き出してしまったため、ナディーカをあなたに任せると言い、自分はナディーカにしたように、やはりその豊かな胸にミドリの顔を埋めさせてなだめていた。
あなたはリリアとジャニスさんを降ろし、縛りも外す。そしてナディーカ姫を可愛がろうとしたのだが――彼女はまだルリアに可愛がってもらいたいらしく、ルリアとミドリの邪魔をしよと、ジャニスさんの真似なのか、ルリアの顔におっぱいをすりすりと押しつけては、ミドリにどかされていた。
その場の収拾がつかなくなりそうだったが、ここでまたリリアが提案し、みんなえ仲良く調教士、つまりあなたに愛してもらいましょう、と言ってくれた。あなたはまた感謝しながら、悶える女たちのおっぱいを、次々にモミモミし、ぺろぺろと舐め、ちゅうちゅうと吸ったのだった。
この夜の7Pで、そのリリアは、母乳の噴出を果たした。嬉しそうな彼女の笑顔に、ジェニファー、そしてナディーカちゃんも頑張ろうという感じになっていた。そしてまた、リリアのそのミルクの出具合は、最初からなかなかのものだった。