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衛星和誌 −Qカップ姉妹−
【SF 官能小説】

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調教士として(19)-1

 昨日、ナディーカ姫とジェニファーの扱いについて、あなた方四人は最後の話し合いを持った。あなたは、リリアからも頼まれていた。
 強硬だったミドリも軟化しており、そして、目標達成を条件に、順次、奴隷状態を解除する、と決まった。その目標とは、ふたりのおっぱいのカップ、及びバストサイズだった。この間の身体測定の結果を元に、あるラインが設けられ、その条件をクリアしたら奴隷状態解除、と決定したのだった。
 全員が顔を揃えた昼食の際、それを発表した。
 その席は、女体盛りこそしていなかったが、スガーニーの三人はおっぱい係だった。その名の通り、給仕のかたわら、おっぱいをモミモミされる係のことである――曝け出した巨乳を、あなたやルリアたちに弄られていた。
 ジャニスさんはなんだか面白そうに、ミドリは真面目な顔を朱に染めながら、差し出されたおっぱいに手を伸ばして撫で、彼女たちを喘がせていた。ルリアは、ナデナデどころか、軽く揉みしだいて、三人のおっぱい奴隷に嬌声をあげさせていた。――妹リリアに対しても行ない、リリアもまた、相手が姉であろうと、怯むことなく胸乳を差し出していた。さすが“ザ・パーフェクト”だ。そしてルリアも、皆に気を遣わせまいというのか、彼女を一おっぱい係としてしか扱わず、遠慮なくその実妹のおっぱいをモミモミしていた。
 女体盛りは、あれからしていなかった。実は、ジャニスさんがお皿役をやりたがって困っていたのだ。料理の盛り付けが彼女の仕事なので、そうされると滞るのだ。リリア・ミアヘレナは、
「わたしが(お皿役を)やります」
と健気に言ってくれるのだが、それだと彼女だけ奴隷解除した意味が薄れ、また、その役を他人に取られたくないジャニスさんに反対されて、無しになった。
 ジャニスさんがその役でリリアが盛り付け役、というパターンもあなた方は考えていたが、いずれにせよ手間がかかることもあって、ランチでは実施されていなかった。ちなみに、ルリアも興味はあるようが、リリアとジャニスさんの軋轢の元になってはと、抑制しているようだった。ミドリは、赤面状態だ。
 発表を聞いたジェニファー・プラスケットは姫さまの両手を握り、
「ナディーカさま、頑張りましょう!」
と振っていた。それを見たリリアが小さく手を打ち合わせ、ルリアも小さく拍手した。ナディーカ姫も、決意の表情かおでこっくりと頷いていた。
 条件とは――。
 華奢で小柄なナディーカは、Lカップで一〇〇センチ。ジェニファーは、カップはMカップ、アンダーバストがあるので、トップサイズはぐんと大きく一二〇センチ。このラインを上回ることだった。
 リリア・ミアヘレナは自ら、母乳ミルクの噴出を、条件として課して欲しい、と申し出てきた。ジェニファーとナディーカ、どちらかの奴隷状態が解除されるまでに、自分のおっぱいから母乳が出なかったら、その時点でわたしも奴隷に堕としてください――と。あなたは面食らったが、ミドリも賛成し、そのようになった。あなたは心打たれるものがあった。
 ナディーカちゃん、そしてジェニファーと熱い抱擁を交わしあった後、彼女はまた、ルリアから聞いたという、純白のパンティも、あなたに所望してきた。ミルクを出せたら、わたしも欲しい、と。そして、ナディーカさまとジェニファーさまにも差し上げて欲しい、と。
 そして、怪訝な顔のこのふたりにそれがどういう意味を持つのか教えていた。彼女たちは感心したように頷きあい、わたしたちも、とやはりあなたに所望してきたのだった。

 あなたの心は、ナディーカ姫とジェニファー・プラスケットも、奴隷状態を解除させたい、という方向に傾いてきていた。リリアは、姫が彼女やジェニファーにさせてもよかったのに、署名を自ら敢行したことも、あなたに言ってきた。あなたは、心を動かされた。
 また、ナディーカ姫が奴隷のままでは、スガーニーの政治・経済が停滞し、混乱するという事情もあった。それらは実際、顕わになり始めていた。また「ザヴォーズ」との連携もあった。
 姫は、条件付とはいえ、奴隷状態からの解放の道筋をつけてくれたことに対し、あなたとオイオ三人に感謝の意を述べた。そして、さっそく、
「ザヴォーズへは、わたしからよく言っておきます」
と請け負ってくれ、ジェニファーにもその旨を言った。

 ルリアが音頭をとり、姫とジェニファーの条件クリアのために、
「皆で協力して責めよう」
ということになった。ふたりの希望により溶液を使用した。ノーマルのほうだった。
 ふたりはまた、二・四の存在を知ると、それも使わせてください、と言い出してもいた。ジェニファーはともかくナディーカちゃんには危険だと思ったあなたは、許可しなかった。ジェニファーひとりに対しては使えないことはなかったが、ナディーカ姫が性格上、黙っていないだろうと思い、それもしなかった。
 一方、リリア・ミアヘレナは、ミルキーウェイを気に入り、特に姉ルリアに、盛んに塗付してもらっていた。
「とにかく、早くわたしも飲んでいただきたいのです。お姉さまたちのように、調教士さまにミルクを‥‥」
 リリアは、必死の表情で姉に言っていた。スガーニーの女たちの頑張りには、あなたのみならず、オイオの女たちも一様に感心していた。
 そしてまた一方、あなたたちオイオ側では、女たちの希望でミルキーウェイを残して、溶液はノーマル、二・四ともども廃棄するという方向で、議論が固まりつつあった。
 その彼女リリアは、以前からのジャニスさんにミドリ、そしてルリアと並ぶ、ときには上回るほどの、あなたのよき理解者パートナーとなりつつあった。そう考えてしまうのは、いままで連れ添ってきた彼女たち、特にルリアに申し訳ないような気もしたが、事実だった。
「畏まりました。“‥‥‥‥”さま」


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