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衛星和誌 −Qカップ姉妹−
【SF 官能小説】

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リリア語り(7)-1

 それから、昔話になりました。東イシドラ避難民収容センター。あのシャワー室での出来事‥‥。お姉さまは、よく覚えておいででございました。そして、その後の日々‥‥。
「――スガーニー国営放送で、小さく映ったおまえの姿を見た‥‥。あのときは、小さなモニタに、本当に目が釘付けになった――。そして、オダ・ペリンツィアでの隠遁生活をやめ、街へ出たのだ‥‥」
 お姉さまが一時期、オイオ星の辺境地帯で修行の尼僧のような生活をおくっていらしたことは聞かされており、わたしにもそのお話はわかりました。
「わたしは――東イシドラのあのシャワーでの、あれの前から、おまえに欲情していた‥‥」
「――――‥‥」
「‥‥おまえの、その、胸がふくらみ始めてから、ずっとだ‥‥。覚えているか? ずっと昔は――ほら、一緒に風呂に入ったろう‥‥」
「はい。覚えております」
「湯面に浮かぶおまえの豊かな乳房に――‥‥。女同士である――いや、その前に妹である、ということを知りながらも、わたしは――いやらしく欲情しては、内心で悶えていた‥‥」
 お姉さまの目には、涙が光っておられました。わたしは、助け舟を出そうと思いました。
「禁断の思い、というわけでございますね‥‥」
 ルリア姉さまはこくりと頷きました。
「それが――。その思いが、長年かかってわたしのなかで成長していった――。そして、コンジャンクションが終わり、おまえとふたりきりになれると気づいた昨日‥‥。わたしのなかで爆発してしまったんだ――」
 お姉さまのお話は、よくわかりました。わたしだって、人のことを言えたものではないのです。だからわたしは、お姉さまの葛藤の深さが、いまひとつ理解できていませんでした。が――。
「わが妹リリアよ、許してくれ‥‥!」
 そこでお姉さまはなんと、その場に土下座されたのでございました。

 昨夜のシャワールームでの出来事‥‥。
 もう奴隷ではありませんが、わたしは調教期間中ですから、このカラダはあの調教士さまのものなのです。そのわたしの体を勝って触っていたお姉さまは、そのことにハッとしたように気がつかれ、自ら調教士さまに差し出すようにしました。調教士さまは、わたしたち姉妹を二段重ねにして、お楽しみになったのでした。
 そのさなかに、わたしたち姉妹のおっぱいが、幾度も合わさりました。偶然ですが、幾度も、幾度も‥‥。
 そうです。コンジャンクションの映像で見た、ルリア姉さまがオイオの方々としていらした、あの胸合わせを、わたしは、自分のこの乳房バストで、体験できることになったのです。それは、これまで散々、わたしどもの調教士さまやナディーカさまにカラダを責められてきたわたしをして、初めてとなる、至高の快楽でした。
 新しい調教士さまは、わたしども姉妹のカラダをくっつけ、たっぷりお楽しみになられたようで、満足しておりました。シャワールームには女体固定装置もあり、あの調教士さまはお姉さまに対して最初はそれを使っていましたが、途中で外されました。
 お姉さまはといえば、
「はっ、はううっ! シャ、シャワーで攻められるのが‥‥――こっ、これほどの‥‥か、かいら――き、気持ちよさとはっ‥‥!」
と、すっかり女の悦楽にお目覚めになられたようで、幾度も調教士さまに貫かれては、また幾度も達していました。その感激の多くは、合わさったおっぱいを通じて、妹のこのわたしにもひしひしと伝わってきました‥‥。
 昨夜の、愛に満ち溢れ、かつ余りにもみだらなあの交わりは、こういう言い方をお許し願えるのなら、このわたしにとっての真の接合コンジャンクションでございました。
「お姉さま、お立ちになって」
 わたしは、土下座されているルリア姉さまの前に、しゃがみ込みました。面を伏せているお姉さまは、もうパンティ一枚の姿まで脱いでおいででした。オイオの皆さまが着用しておられる、輝くような純白の――‥‥。その両腕の間で、Pカップのおっぱいが小刻みに震えておりました。わたしはそっと、無防備に晒された、いまは下向きなその大きな乳山に、手を伸ばしました。
「う‥‥」
 お姉さまにしてみれば、わたしがそんな真似をしてくるとは、思っていなかったのかもしれません。しかし、こちょこちょ、こちょこちょ、とくすぐる妹のわたしの手弄りを、なにか運命とでもいうように、受け入れておいででした。
「うう‥‥う――。や、やめ‥‥い、いや、やめるな、リリア‥‥。もっと‥‥」
「――‥‥わたしも、お姉さまに告白しなければならないことがあります‥‥。あの戦争の前――‥‥」
「え‥‥」
 お姉さまは、涙で濡れた面を、上げられました。わたしはお姉さまを立たせ、それからわたしたちは、ソファの上で睦み合いました。


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