ボクの幸せ-1
付き合い始めの
ボク達は
手をつなぐことさえ
出来なくて
君とボクの
影が隣に並んでいるだけで
幸せを感じてた
手をつなぐのも慣れ
いくつもの季節を
二人で過ごしてきたね
前みたくドキドキすることも
影か並んでいることに
気付かなくなっても
やっぱり
ボクの隣には
君が必要なんだ
二人で居ることが心地よくて
それが当たり前で
なくてはならない
空気
のような存在
でもね
今でも君が笑うたびに
僕は幸せになるんだよ
こんな当たり前な毎日が
君が隣にいるただそれだけが
ボクの幸せ
なんだと思うんだ―――――