投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

闘犬
【その他 官能小説】

闘犬の最初へ 闘犬 10 闘犬 12 闘犬の最後へ

有言実行-1

悪魔は人間を遣い悪戯をする。

一秋は白石からビデオカメラを借りたが、本当の目的は何か刺激的な形での菜穂子への接近と夫婦の営みの情報が欲しかったのである。あわよくばセックスが撮影されたビデオテープが手に入らないかと考えていた。
手にしたカメラはかつて夫婦のセックスを撮影した機械である。それだけでも一秋は刺激を受けていた。レンズに菜穂子の陰部が映ったと考えるだけで興奮した。
さっき練習で撮った菜穂子の顔を再生する。照れる菜穂子に心がときめく、映像が終わると一秋はズボンを脱いで録画ボタンを押した。机にカメラを置きその前でパンツを下ろし自慰を始める。録画を知らせるランプが赤く点灯しているのを目にすると、同じ状況で菜穂子がセックスしていたと思うと快感が増した。レンズに向かい射精する、小さな声で「おばさん」と呟いた。

高校の文化祭が終わり、一秋はビデオカメラを白石に返す事を考えた。しかし、実際には文化祭では使用していないので、万一、撮影した物を問われた時の言い訳を考えていた。練習用に借りたビデオテープも使っておらず、自分のオナニーシーンを消去するついでに他のテープを確認した。以前の様な奇跡が起るはずが無いと思いながら早送りをする。ほとんどのテープがが最初の数分が撮影された後に消された後があり、残りの時間は何も映らなかったのだが、1本だけホワイトノイズと映像の乱れが繰り返されるテープがあった、一秋は過去の様な期待が膨らんだ。そしてテープの残り10分で菜穂子の顔が映った。

「そんな事無いよ。」菜穂子の甘えた声だった。
「何本だよ?」
「だから、3本だって。」ブラウスのボタンを2つ外し、カメラにアップされ菜穂子が話している。両手は下げられて、時々身体が前後する様子で、一秋は状況を理解しようと頭脳を回転させた。
「3本か?3本も喰ったんだな。」旦那の声がする、どうも旦那は菜穂子に向き合った状態で撮影をしている様だ。
「そう、3本。可愛かったわよ。」菜穂子の腕が動くと目線は下にいく、ちょうど旦那の股間あたりを見ている様だった。
「詳しく話せよ。どんな風にして喰ったんだよ?」
「どんな風にって、そうね、一人の子は、まだ精通もしてない感じで後ろから抱きしめてあげて、最初はパンツの上から触ってあげたの、そうしたら我慢出来なくなっちゃって出ちゃったのよ、パンツが湿ってくるのが手に伝わって来て、可愛かったわ。」
「おうおう。それから?」
「もう一人の子は最初から溜まってる感じがしたから、セックスする前にトイレでオナニーしてもらったの。だって、凄い興奮してたから・・・・。」

一秋は自分の経験と菜穂子の話しが重なった。映像の菜穂子は話しながら手を動かしていた、一秋にはそれが旦那のペニスを扱いていると感じていた。

「やっぱり駄目?」
「悪いな、無理みたいだ。」旦那は低いトーンで答える。
「大丈夫よ。また頑張りましょ!」

テープはここで終わった。一秋は事の半分を理解したが、なぜこのテープを旦那が自分に渡したのか?もし故意に渡したなら、それがどういう理由なのかが全く理解出来なかった。
テープを巻き戻し、全てを白石に返しにいく事にした。

白石は留守だった。菜穂子が家に上がる様、一秋を誘う。硬い表情の菜穂子に違和感を感じた。

「ありがとうございました。おじさんにお礼を言わなくちゃ。」
「伝えておくわ。使えた?」
「はい、おかげさまで無事に終わりました。」一秋が嘘をついた。
「お役に立ててよかったわ。いつでも言ってね。」菜穂子も嘘をついていた。
「じゃ、これで。」一秋は立ち上がる。
「あっ、かずちゃん、録画の仕方教えてくれる?」菜穂子は慌てた。

一秋はビデオテープを入れると録画ボタンを菜穂子に教えた。

「こうね。えー、彼が一秋君です。」突然、菜穂子は一秋を撮影しはじめた。
「おばさん、ちょっと、なんですか?」
「えー、一秋君、彼女はいますか?」
「何やってるんですか?映ってますよ・・。彼女なんていませんよ!」
「えー、いつ別れたんですか?」
「そんなの最初からいませんよ!止めてください。」
「えー、最初から居ないという事は、一秋君は童貞ですか?」
「ちょっとなんですか!恥ずかしいじゃないですか!」
「あーっ!童貞ですね?」
「まー、そうですけど!」一秋は顔を赤くした。

「おばさんが筆おろししてあげようか?」菜穂子は優しい声で言った。
「えっ、いきなり何言ってるんですか?」

カメラは一秋の股間に向いた。

「既に勃ってるじゃない?いいわよ、筆おろししても。」
「おばさん・・・・」

菜穂子は寝室へ一秋を連れて行った。布団が敷かれたままの寝室にカメラを置き、シャツとスカートを脱いだ。
「かずちゃんも脱いで。」菜穂子は一秋のトレーナーとシャツを脱がせた。パンティーとブラジャーの姿のままで跪き一秋のズボンを脱がせる。パンツ1枚の姿になると既に硬く勃起したペニスが解った。
「身体だけじゃなくて、みんな大きくなって・・・。」菜穂子はパンツの上からペニスを触る。硬いペニスが脈を打った。
「あーっ。」一秋が声を漏らす。
「出ちゃ駄目よ。ちょっとは我慢してね。」菜穂子の言葉は一秋を刺激した。



闘犬の最初へ 闘犬 10 闘犬 12 闘犬の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前