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闘犬
【その他 官能小説】

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一生懸命-1

一秋が小学5年の秋に事件が起こった。
下田に住む祖父が倒れた。一秋を学校へ送り出し、急いで両親と千広は下田へ向かった。天気予報が台風の接近を報せている時だった。

予報通り台風が近づき、昼過ぎに学校は生徒を下校させた。一秋は誰も居ない家に帰る。携帯電話も無い時代である、ただ両親からの連絡を待った。
夕方、風が強くなり始めた頃に電話が鳴った。母からだった。祖父の容態は落ち着いたから帰るが、台風が心配だと・・・、続けて、夕食は白石さんにお願いしてある。と言っていた。

6時を過ぎ、強い雨が降り出し、一秋は白石宅の呼び鈴を鳴らした。
「かずちゃん、どうぞ。凄い降りになって来たね。戸締まりして来た?」
「はい。お邪魔します。」一秋は家に上がった。菜穂子とは何年も近所付き合いしていても、家に上がるのは2度目であった。
「おじさん、お邪魔します。」一秋は菜穂子の旦那にお辞儀をした。
「大変だったね。ゆっくりしていって。おじさんは此れから市場に行かなきゃならないけど、おばさんがいるから平気だから。」そう言って一秋と入れ替える様に出て行ってしまった。

菜穂子は生姜焼きを作り一秋に食べさせた。台風の雨と風が雨戸を叩いた。テレビは映像が乱れるながら上陸した台風の接近を伝えた、強風のせいだろうか。停電を警戒して、菜穂子は片付けを急いだ。
洗い物を始めた菜穂子の手には紫色のゴム手袋がはめられおり、一秋は股間に不思議な気持ち良さを感じた。

8時半を過ぎた頃、電話が鳴った。菜穂子の応対が心配しないで、と言っているのが解った。

「お母さん達帰って来れないって。台風で動けなくなってるみたい。今日は熱海に泊まるって。かずちゃんは大丈夫よね?家に泊まっていきなさい。」菜穂子はお風呂の支度を始めた。
「えーっ、お母さん達大丈夫なの?」一秋は家族を心配する様にして自分を落ち着かせていた。
「心配ないわよ。ちゃんとホテルに泊まるって。」
「ふーん。」一秋が返事をした瞬間、停電した。
「あーっ、やっぱり。」菜穂子は懐中電灯を点けた。

「かづちゃん、ごねんね、お風呂は入れないかもしれないよ。平気?」
「うん。入らなくても平気。」
「じゃあ、身体だけ拭こうか?」瞬間湯沸しのお湯でタオルを絞った。
菜穂子は一秋のシャツの手を入れ背中を拭いた。懐中電灯の明かりで天井を照らし、薄明かりで一秋の身体を拭いた。冷めたタオルを絞り直し足を拭く。太ももを拭く時に微かなズボンの膨らみに菜穂子は気づいた。
『まさか?まだ子供よね?』菜穂子は疑った。確かめる意味で太ももから少しだけパンツの中にタオルを入れてみる。しかし、一秋は何も反応し無かった。
『なんだ、まさかよね?びっくりした。』安心した矢先に、菜穂子の手の甲が当たり、硬くなったおちんちんを認識してしまった。『えっ?勃ってる?』いつも庭先で見ている陰毛も生えていない小さいおちんちんが菜穂子の目の前で勃起しているのである、菜穂子は複雑な気持ちでもあり、興味も湧いた。
「さて、お布団敷くけど、オシッコ大丈夫?電気点かないからおばさん一緒に行こうか?」意地悪をして菜穂子はトイレに向かった。一秋もトイレに行く。
「扉開けたままオシッコしちゃえば?」懐中電灯で便器を照らすと、一秋はためらい無く言われたままにズボンを下げた。
「ダメだ。おちんちんが硬くなって変な処に飛んじゃいそう。」一秋のあどけない言葉に菜穂子はビックリした。
「えっ?おちんちん硬くなっちゃてるの?」菜穂子は自然な感じを装った。
「うん。朝とかこうなる時あんだけど、しばらく治んないだよ。このままじゃオシッコ上に飛んじゃうんだ。」あまりに唐突な言葉だった。
「へー、そうなんだ、じゃ、どうしたら良いのかな?いつもはどうしてるの?」菜穂子はイタズラに聞いた。
「少し待ってからオシッコすれば戻るから大丈夫。なぜか最近は良く硬くなるんだ。今もおばさんにタオルで拭かれたら硬くなった。」
「ふーん、そうなんだ。困ったね〜。」一秋の性的知識が幼い事を知った菜穂子は安堵の気持ちと、同時にあまりにも幼すぎる事に疑問を持った。


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