接して漏らさず-1
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青臭い新入社員で、先輩社員の教えを請いながら何とか仕事をこなしていた頃、休み時間の猥談で先輩から聞いた話であるな。
後になって思い直すと、これが結構人生の役に立つことに気が付くのじゃ。
その頃の話題の一つは、一回の挿入で女を何回イカせるか?
例えば、ヌカロクといえば、抜かずに6回イカせる性豪ということになる。
若者にとって、一回どころか女がイク前に自分がイッテしまう、いわゆる早漏と言われるのがなんとも恥ずかしい限りで、悩むのであるな。
女郎屋に行って、部屋の戸をあけて、女のしどけない姿を見たとたんにイッテしまったなんていう情けない話もある。
やりたくて、やりたくて、精液がいつも溢れている若者には無理もない話しではあるがな。
早漏を解決して、性豪を目指す輩は、おチンチンに冷水を浴びせたり、濡らしたタオルを固く絞って、おチンチンを風呂場の腰掛に載せて叩くとか無茶なことをするようだが、止めた方がよい。
小生の経験によると、日陰者の男性自身を、時々15分ほど白日の下で日光浴をさせるのが効果があるようじゃな。
仙人は、「接して漏らさず」が出来ると聞いたのも、その頃であるな。
挿入をしても、射精をしないで何回でも女をイカせることが出来るという秘術じゃ。
女が歓ぶだけでなく、貴重な精を浪費しないで長生きが出来るという。
早漏で悩む者にとって、まさに涙が出るほど羨ましいテクニックであるな。
一回射精をしてしまうと、すっきりとして腰が軽くはなるが、次回までに多少の時間が必要であるな。年を取るほどに精力が落ちて、この時間が長くなる。
それではどのくらいの頻度が程良いかというと、計算式があるんじゃな。
セックスの99じゃ。
自分の年を10で割って9を掛ける。
20台 2x9=18 : 1週間に9回
30台 3x9=27 : 2週間に7回
40台 4x9=36 : 3週間に6回
50台 5x9=45 : 4週間に5回
60台 6x9=54 : 5週間に4回
70台 7x9=63 : 6週間に3回
80台 8x9=72 : 7週間に2回
90台 9x9=81 : 8週間に1回
100歳 10x9=90 : もう無理