接して漏らさず-8
9.
良夫が81歳の誕生日を迎えて、突然インポになった。
今までは、絵津子の指と口のサービスで、時間はかかっても挿入に差し支えることはなかったが、絵津子がいくらサービスをしても挿入する固さにはならない。
「いいのよ、良夫さん、あたしがイカせて上げるから・・・」
絵津子は萎えたままの良夫のモノを口に含んで、舌で絡め、扱くのだった。
「ああ〜いく〜いくうぅっ」
ペニスが立たないまま、良夫は絵津子の喉に精液を放った。
「おいしいわ」
絵津子は、飲み下して微笑んだ。
性欲はあるのに、ペニスが立たない。
立たないペニスでも、刺激をすれば射精をすることに、初めて気が付いた。
良夫は、おマンコを口に含み、舌を差し込んで絵津子にお返しをした。
絵津子は、良夫のペニスを口に含んだまま、良夫の顔に股間を押し付けて気をやった。
「ほら、立たなくても大丈夫でしょ」
精液の匂いのする唇で、絵津子が良夫の唇に吸い付いた。
冬が終わり初夏の日差しが眩しくなると、良夫のインポが直った。
どうも原因は、冬の寒さにあったらしい。
暖房をしてあっても、人間の血管は収縮をして、海綿体に十分な血圧が届かないらしい。
クン二の後、上体を起こして絵津子の蜜壷に目を向けると、ペニスはモリモリと勃起をした。
そのまま腰を押し込むと、根元までぴっちりと嵌った。
あああ〜ぁああぁ〜〜
「固い〜かたいわあぁぁ」
絵津子は、歓喜の声を上げた。
「絵津子、いいねえ、気持ちいいよ、僕にかまわずイっていいからね」
ふむ〜ふむ〜フム〜フム〜オ〜オ〜オ〜〜〜
「いいわ、いいわあぁぁ〜〜〜」
良夫は、頂上を目前にした9合目で、足踏みをしていた。
絵津子は既に2回、軽くイッテいた。
良夫の射精を待って、一緒にイキたいらしい。
膝頭が痛くなってきた。
腕も疲れてきた。
右足がツル気配を見せる。
「疲れたよぅ」
良夫は、9合目から先に進まない肉棒を穴に残したまま、足を伸ばして絵津子に被さった。