勇気と劣等感-7 「仕方がないよぉー、それは。」 「でもっ!…あの輪の中に入っても良かったのに。」 だけどそれが出来なかった。これじゃー動物園の時と同じだ。 「ハードルが高かっただけだよ、幾ら私でも行き成り「好きですっ!」って言えるとは思ってない。まずはちょっとずつ…。」 「うん、そうだね……。」 巴ちゃんに言われ、気を取り直す事に。