撮らせてよ-6
このままイキたい気持ちもあるけれど、今はハメ撮り真っ最中。
どうせ撮るなら、感じて乱れる彼女の姿を撮りたい。
後ろ髪引かれるけれど、彼女の頭を撫でてから顎を掴んでぺニスからそっと引き離した。
「…………?」
「もう挿れる」
我ながら我慢できないなあと思いながら、里枝の身体を抱き上げ、再びソファーに仰向けにさせる。
仰向けにすることで、少し心許なくなる里枝の白い胸に、生唾が込み上げてきた。
初めてのハメ撮りに興奮しているのは、どうやら里枝だけじゃない。
俺もまた、このシチュエーションにやられていたのだ
里枝の脚の間に身体を挟み入れ、空いた手と膝を使って彼女の脚を開かせる。
念のため、濡れているか確認しようと彼女のヴァギナに手を近付けただけで、湿った空気を感じとることができた。
「はあっ……!」
触ると、案の定恐ろしいほど濡れているそこ。
もともと感じやすい身体がこうも反応してくれていると思うと、一層いとおしさが込み上げてきた。
自分のぺニスを持って、ジワジワ里枝の中に埋めていく。
柔らかい中のヒダが、俺を優しく迎え入れる。
妊娠はむしろウェルカムなので、避妊具はつけない俺。
滑る秘裂に包み込まれ、中の温かさや絡み付くような肉の触感が、心地よくて小さく息をつく。
「ああっ……、輝くん……!」
「里枝、入ったよ。中、すごい溢れてる」
「やん……」
顔を赤くしてそっぽを向く彼女にまたカメラを回す。
こうしてすっぴんを見れば、出会ったころに比べ、肌のはりも髪のつやも衰えたなあ、とつくづく思う。
それでも幼稚園の保育参観なんかで、他のお母さん達を見てると、里枝は綺麗な方である。
セックスレスが解消してからというもの、彼女の美意識はなぜかさらに高まった。
気を付けるようになった身だしなみと、年齢と共に滲み出てくる色気のようなものが、顕著になってきた彼女。
「いつまでも輝くんが抱きたいと思える女でいたい」と、以前冗談めかして言っていたけど、そんな健気なことを言ってくれると、隠しきれない年齢の積み重ねの証すら愛おしくてたまらなかった。