nipple-4
〜nipple〜2-4
泊まる連絡を終え、いつも通り家族に紛れ夕飯を食べていた。
「風呂空いたから、雅も入っておいで。」
「なんか優しいの気持ち悪い。」
言葉と表情が合っていない。
自分のパジャマを持ち、1人浴室に向かう雅。
彼女がいても、この部屋に呼ぶことはなかった。
思えば当たり前のように、雅のお泊まりセットがあること事態、おかしい。
その時点で比べれば、今までの女より特別なのかもしれない。
風呂から上がると、化粧を落とした顔を隠さず、見慣れたパジャマ姿で、違和感なく俺のベッドを占領する。
「俺のベッドなのか、雅のベッドなのかわからないね。」
「陽のベッドは、私以外の女が寝たことないんだからいーの。」
「乳首そのままだと辛いだろ?」
ショーツ姿のまま、向き合うよう膝の上に座らせ、後手に手錠をはめた。
「あーぁ。こんなになるまで我慢しないで、外せばよかったのに。誰にも見せられねーよコレ。」
「こんなにしたのは陽だよ。」
「痛い!!」
「みんな寝てるから、大きい声は出すなよ。」
腫れ上がった乳首を、ゆっくり舌先で舐めると身体をビクつかせた。
「今日は目隠ししないの?」
「付けて欲しいなら付けるけど。」
こんな状態の乳首なら、目隠しをしなくても、俺の愛撫に集中し、敏感に反応する。それなら目隠しをさせる必要はない。
「俺の為にこんなにしたんなら、可愛がってあげないとな。」
線のくい込んでいる所を舌先でなぞり、腫れている乳首をレロレロと捏ねる。
「…んっ…ふっ…。」
舌先から逃れようと背中を反らしていた。
「ちゃんと見ろよ。雅に触ってんのは誰だよ?」
「……陽…。ちゃんと見るから…恥ずかしいから陽は見ないで…っ…。」
雅を見ながら舌先で捏ねくり廻すと、視線を外さず耐えている。
俺の為にしか見せない、ソノ顔に興奮し、じゅるじゅるっ…と吸い上げた。
「おまえ可愛いーよ。この乳首も。」
「……っ…。」
小さな眉きりバサミを器用に潜らせ線を切る。くい込まれた線を剥がすように取り除いた。
外す作業ですら顔を歪ませていた。
「嫌いになった?」
首を横へ振り、乱れた吐息を小さく漏らしていた。
乳首を吸い上げ、口の中でレロレロと刺激し、反対側は指先でグニグニと、腫れた乳首を揉みほぐすように摘んだ。
「んんんっ…はぁはぁ。っ…。」
痛い癖にそれでも辞めてと言わない雅が、可愛くて仕方なかった。