発情期A-2
〜発情期A〜6-2
舌先を伸ばし蜜をすくいあげ、ワザと糸をひくように見せつける。
「もう少し我慢な。」
絡めとった蜜をゆっくりと…ゆっくりと…円を描くように蕾にのせていく。
「…んっ…はぁ…蓮もぅ…イキたぃ…んんっ…」
「まだ舐めたばっか。」
くちゅ…くちゅ…
浴室に卑猥な音が響きわたり、反応するよう蜜はどんどん溢れていくのだ。
「…すげぇーコリコリしてる。」
「…ぁん…っん…」
じゅるっ…じゅるじゅるっ
決して吸い上げることはないのに、優しく吸い寄せる唇。
「…ぁん…はぁ…あっ…」
「ほらイッていーよ。」
決して強い刺激を与えず、押し当て動かない舌先。
我慢の限界に達していた椿は、蓮の頭に手を添え、動かない舌先のかわりに、自らの腰を揺らし登りつめていく。
「あぁんっんっ…んっ…
すぐイッちゃう…んんんっ。
はぁーはぁーはぁ…」
「自分で動いて気持ちよかった?」
悪戯な視線を向け、2本の指先は絶頂を迎えた秘部へと、ぐちゅ…ぐちゅ…と音を鳴らし、奥を一気に攻め立てる。
「あっぁ…まだだめぇ…っ」
ぶちゅ…ぶちゃぶちゅ…
舌を絡め深いキス…止まらない指先。
「んっ…ふぁ…ぁ…っん…」
ぐちゅ…ぶちゅぶちゅ…
音は加速し、ひとしきり大きな音が響いた。
「ほら…いくよ?みてな。」
ぷしゃぁぁあぁ!!!
「あぁんっやっ…んんん!!」
水しぶきをあげ、2度目の絶頂を迎えたのだ。
蓮の反り上がったモノが椿の太ももに触れ、視線を移す椿。
(…すごい血管。)
「そんな見んなよ!後ろ向いて壁に手ついて。」
(…蓮のすごい熱い。それにまだジンジンしてるのに入れちゃったら…。)
腰を引き寄せ、先端をお尻の谷間から秘部へと往復させてゆく蓮。
くちゅ…ぬちゅ…ぬちゅ…
「はは…すげぇー音。俺の挟んだまま足閉じて…。」
硬くなったモノを秘部に添え、耳元で囁いたのだ。
うなじから首筋へと舌を這わせ、耳の中までも舌を滑らせ、鼓膜までも犯される。
ぬちゅ…ずちゅぷちゅ…
ダイレクトな卑猥な音が、身体をゾワゾワとさせる。
「…んっ…こうでい?」
太ももに熱い感触を挟み込み、おもむろに目線を下へ落とすと、
グロテスクに愛液を絡め、椿の芝生から先端だけが見えている。
見たことのない卑猥な光景に、蜜がじゅわっと溢れ、2度の絶頂を迎えていても、子宮はジンジンと中にくるモノを待ちわびている。
蓮はピンと硬くなった小さな2つの突起を、両手でコリコリと摘み上げ、腰をゆっくり揺らし始めたのだ。
「んっ…ぁっ…っあぁ…」
ぐちゅ…ぐちゃ…ぐちゅぐちゅ…
声にならない甘い吐息と、2人の愛液が交わる音だけが、浴室に響く。
「あっ…んっぅ…はぁん…」
ぐちゅ…ぬちゅぬちゅ…
蓮の呼吸も乱れ、吐息があがる音を耳元で感じる椿。
「んあぁ…蓮?入ってないよ?」
「部屋行かないと、ゴムない。それにコレ、椿も気持ちーでしょ?
クリ勃起してる。俺のに引っかかってるのわかる?」
「あっ…蓮のバカ変態////」
「ほら集中しろよ。俺と椿のが勃起してるの丸見え。」
見せびらかすように、ヌメリをまとった芝生を掻き分け、肩ごしに蓮も下へと視線を落としたのだ。
「…ぃやだ。あっぁん…っ…」
「コレでイクから見てな。」
さらに腰を早く打ちつけた蓮。
(パンパン!パンパン!パンパン!)
「あっんっ…ぁぁ…はぁん…」
ぐちゅ……ぐちゅぶちゅぶちゅ…
「あっ…熱い…。んっ…ジンジンして…はぁんっ…」