咲き乱れ-3
〜咲き乱れ〜4-3
座っている蓮に向き合うように跨る。
蓮の上に座ると、そのまま蓮は寝そべり椿の手を引き寄せた。
蓮の上で四つん這いにされ、この体勢では視線を逸らすにも逸らせない。
テレビ明かりの薄暗い部屋。蓮の視線に捕らわれ、椿から身を寄せ口づけた。
控えめなキス…。
直ぐさま頭に手を添えられ息をする隙をくれないのだ。
舌をいやらしくくねらせ、互いの舌を愛撫する。
「んっ…ちゅ…ぷちゅ…」
「…んぁ…れろ…」
「…椿好きだよ。」
気持ちを確認するかのように長い長いキス、それだけで濡れるキスなのだ。
唇を離すことを許さず、器用に1枚ずつ服を脱がされショーツ1枚になる椿。
「…ほら…俺も脱がして。」
裾をめくり上げ肌を露出させていく。
まともに蓮の上半身を見たことがない椿。
テレビ明かりに照らされる、締まっている腹筋、気持ちばかし厚みのある胸板、鎖骨がとても艶っぽく映り、それだけでも蜜を溢れさせていくのだ。
椿の腰を掴み少しずつ上へ引き上げる。首筋から舌を這わせてゆき、柔らかい膨らみに顔を埋めていく蓮。
「…んっはぁ…んんっ」
ちゅ…れろ…ぷちゅ…
「ぁん…んっ…」
この体勢では椿が主導権を握っているのである。それでもジッとしている椿。
「ほらそれだと舐めて欲しいとこ舐めれないだろ?」
舌先を伸ばして見せるのだ。
椿は我慢できず、自ら舌先に突起を当てがった。
「はぁ…んっ…」
(コリュ…クニュ…)
「あっぅんっ…はぁ」
膨らみを揉むことは無く1点だけを攻め立てる。甘噛みしたまま舐め上げると、コリコリに硬くなるのだ。
「またパンツ、ビシャビシャにして欲しー?」
蓮はいつまでも、ショーツの隙間から両手でお尻の谷間をなぞり、撫でている。
誰にも触らせたことのない部分。触れそうで触れないように…。
羞恥心からか、お尻の谷間を往復する度にピクピクと腰をひくつかせている椿。アヌスに触れそうになると腰をひくのだ。
「んっ…ぃやぁ…あっ…」
「あんっんっ…んっ」
(…すり…すり…)
「あっ…んっんん…」
(…ぐり…ぐりぐり…)
蓮はさらに自身の硬く反り上がっているモノをショーツ越しに擦り付けた。
くちゅくちゅ…
「はぁ…かわいい。」
「んっ…ぁん…」
蜜は溢れかえり、蕾までもつたいヌルヌルにしている。
太い感触のモノが溝を抉りそうで抉らず、滑り蕾を擦る。
ショーツが抉るのを邪魔しているのだ。
くちゅ…にゅるん…
「んっ…蓮…もう…はぁんっ…」
「もう何?
なぁ、なんであいつ来てたの?」
「…忘れもの取り来た…だけ。
あっ…んっ…」
「家にあげる必要あった?もし俺が居なくて、ヤラレたらどーすんの?」
「…しないってばぁ…。」
「わかってねーな。」
ショーツの隙間から溢れんばかりの蜜をすくい、ヌルヌルと触れてはいけない部分を撫でた。
くちゅ…ぬちゅぬりゅ…
(…にゅるっ…ぐりっ…)
「あっ…やだ。そっち違う…。」
「暴れたら俺の擦れないだろ。
ここ恥ずかし?気持ちい?」
「……んっ。」
「俺のパンツまで椿のでヌルヌル。気持ちいんぢゃない?」
「…ゃだ。…んっ…あっ恥ずかしいってば!」
「じゃなきゃお仕置きならないし。すっげーエロい顔してる。」
ぬちゅ…ぷちゅ…
(…ぐりっ…すりすり…)
蓮は四つん這いの椿の股をくぐるように、下へ移動し、顔の目の前で、ショーツを横へズラしたのだ。
黒々とした茂みは蜜を絡め、皮膚に貼りき、テレビ明かりに照らされ、いやらしく光り放っているのだ。