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淫夢Maker 来須野心
【ファンタジー 官能小説】

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第2話 憧れの子に見せる。-9

 「館野…、」
あまりにじっくりと見ている明海に少々恥ずかしくなった野心。自分が描いた夢とは展開が違うが明海にフェラチオをして貰えそうなムードに胸が躍る。
 「あ、ごめん…」
リアルな明海の恥じらいも想像以上にたまらない。明海に握られた掌の感触に堅さを増す。
 「館野…、もしかしてフェラチオ、した事あるの?」
 「ま、まさか!な、ないよぅ…」
顔が真っ赤になる。したいとは言ったがやり方が分からない。いきなり夢のようには出来ない。ひとまず手を動かしてみた。
 「…ゴクッ…」
ペニスの生々しい感触にドキドキする。手コキでグングンと勢いを増したペニスはフル勃起状態になる。
 「来栖君のって…、大きいよね…?」
思わず口にしてしまった。
 「友達からは大きいって言われるけど、良く分からないよ…」
 「そ、そうだよね…。」
お互い目を合わせて恥じらい合う。初々しい雰囲気がまさに青春の一ページと言った感じで胸がドキドキする。そんな初々しさがいいなと思った野心はいきなり明海の全てを奪ってしまうのが勿体なく感じた。みんなの憧れの美少女、明海だ。自分と付き合ってくれるだなんて夢のまた夢であった。ようやく手に入れた明海。ゆっくりと青春を味わいたくなる。
 「なぁ館野…、そろそろ教室に戻らないとまずくないかな?」
 「そ、そうだよね…。」
今頃二人を探してるかも知れない。現実に戻った。
 「ねぇ来栖君、今度の日曜日、暇かな?」
 「うん。」
 「じゃあデートしてくれる?」
 「ああ、いいよ?」
 「本当?ありがとう。じゃあ番号とアドレス交換しよ??」
 「うん。」
二人はお互いのスマホに番号とアドレスを登録した。それだけで胸がワクワクする。
 「館野…」
野心は明海を抱き寄せキスをする。少し背伸びして唇を受け止める明海。もう野心に心を奪われていた。
 そして周りを良く確認しながら図書室を出て、まず明海から教室に戻る。適当に言い訳をしたが優等生の明海の言葉に何の疑いも持たず、先生は授業を続けた。時間を置いて入って来た野心。
 「すみません、ウンコしてました。」
そう言った野心に2年目の女教師は思い切り嫌悪感を示した。
 「ちゃんと授業前に済ませておきなさい!」
 「はい。」
憮然としながら席につく野心。女教師の態度に腹を立てた。しかし今の野心には素晴らしい復讐の手段がある。野心はニヤリと笑った。
 (先生、いい夢見せてやるよ。ククク!)
次のドリームメイクの主人公は決まった。楽しみになる。
 (しかしあの館野明海が俺の彼女にねぇ…。夢の力って凄いな…。)
真剣に授業を受ける明海の姿を見て色々と妄想してしまう。
 (みんな館野がついさっき俺の指でイッたただなんて気付かないんだろうなぁ…。俺が館野のオマンコをいじっただなんて、さ。たまんね!)
夢を創り出す力に喜びを得る。
 (日曜日はフェラチオまでいこうかな…。)
じっくりと明海の処女を奪うつもりだ。何度もデートを重ねて、そして明海を抱く…、それを想像するだけで人生が楽しく思える。
 (俺はドリームマスターだな!)
神になった気がした。そしてあの生意気な2年目の女教師に見せてやる夢を考え始めたのであった。


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