第2話 憧れの子に見せる。-4
ガタガタと音を立てる机。野心は犬のようにひたすら腰を振る。
「初体験から感じるだなんて館野は本当にスケベなんだね。」
ペニスで体を突き上げられながら答える明海。
「これから中に色々入れられるなんて…嬉しい…ああん!」
処女膜を無事男に破られ、ようやく貫通した膣に喜びを感じる明海。グチョグチョと掻き回される穴からの音に興奮は止まらない。
「ああ…、館野のオマンコの中、最高だよ。ヌルヌルしてて温かくてキュッて締まってる…。」
「来須君のおチンポも…太くて気持ちいいよ…。」
「俺のチンポ、好きになりそう?」
「ハァハァ…来須君の太くて逞しいおチンポ、大好き…。毎日入れたい…。ハァハァ、もう勉強なんてしたくないよ…。授業中でも入れてたい…。」
「スケベだなぁ、館野は…」
気持ち良すぎる明海の穴に夢中になる。
「ハァハァ、上になりたい…」
明海はそう言って野心を寝かせ体の上に跨がる。
「ああん…」
ペニスを膣口に当てゆっくりと腰を沈めていく明海の表情の変化がたまらない。腰を沈めきると野心は明海の前を開け胸を掴む。
「館野のオッパイ、柔らかいなぁ…」
揉み始めるとすぐに肌がピンク色になる。それ程の白い肌だ。触り心地もいい。そして明海は自ら体を上下に動かす。
「ああん!奥まで…奥まで…」
ズンッ、ズンッと突き刺さるペニスに身震いする。明海は髪を揺らしながらペニスに喜ぶ。
「セックス、気持ちいい…。セックス…最高…!ああん…!」
もはやセックス経験豊富な女のような騎乗位だ。思うがままに腰をくねらせ、色んなペニスから与えられる快感を楽しんでいる。
「凄いよ館野…。」
褒められて嬉しくなる。野心と目を合わせながら快感を共有する喜びを得る。
すると明海の体に未知なる感覚が生まれた。結合部位から生まれたその感覚は段々膨れ上がってくる。その膨らみが大きくなるにつれて明海は淫らになり喘ぎ声を張り上げる。
「ああん、イキそう!!」
無意識にその言葉が出て来たのは女の本能であろう。初めてのセックスで絶頂出来る喜びに包まれた。激しく突き上げられるペニスに明海の体は宙を浮いているかのように浮沈する。ペニスという打ち上げ台からまるで宇宙に向けて飛び立つかのような瞬間を迎える。
「ああん!イクゥゥゥ!!」
明海は宇宙に飛び立った。あっという間に何も聞こえない無重力空間で遊泳しているようであった。
「セックス、気持ちいいよぅ…。来須君…来須君…」
フワフワする体を野心に抱きしめられ幸せな気分で明海は甘えていた。
「!?」
目覚めた明海。とっさに上半身を垂直に起こし目を見開く。一瞬、夢か現実か分からなくなった。頭を左右に降った明海。
「ゆ、夢…」
明海は安堵のため息をついた。しかし生々しく残る記憶は脳裏に焼き付いている。自分があのような卑猥な夢を見た事がショックだし驚きであった。
「疲れてるのかな…」
俯いた瞬間、野心の顔が浮かんだ。自分でも驚く程に胸がドキッとした。そして何故か鼓動が早まる。
「な、何…??」
口や態度には出さないが、野心のようにいやらしい事を平気で言うような人間は苦手だし関わりたくない。しかしどうしても野心の顔が頭から離れない。
「へ、変な夢を見た直後だからよね…。すぐに忘れちゃうよね…」
明海は起きて準備をして学校へと出かけた。しかし野心の顔と生々しい卑猥な夢がどうしても頭から離れないのであった。