第2章 陵辱-2
「脚を開け!」
「いやよ!」
「なら良いものを見せてやろう。これが何か分かるか?」
潤から取り上げた携帯を取り出す。携帯には悦子と潤が激しく絡み合う、恥ずかしい動画が納められていた。それを再生して悦子に見せ付ける。
「どうして・・・何時こんなものを・・・」
「悦子は相変わらずお嬢様だなあ?潤が悦子を脅すために隠し撮りしたんだよ!」
「嘘よ・・・あの子は、あなたと違ってそんなことしないわ・・・」
「よく見ろよ。誰と誰がやってんだ?お〜お〜派手にヨガって、華族の血は淫乱か?」
悦子の首根っこを掴み、悦子の痴態を見せ付ける。
「これを悦子の携帯に転送してと、悦子のメールアドレスの全件送信を選択して・・・」
「止めなさい!自分の母親を辱めるつもり?」
パーン!パーン!パーン!悦子の頬を力いっぱいに張り飛ばす。そしてドスを効かせた声で言った。
「いやなら、脚を開け!」
「い、いや!」
「気の強い女は嫌いじゃない。口答えする度に一件送信する」
悦子の瞳に大粒の涙が浮かぶ。次は泣き落としだった。俺はそれも無視して、携帯のアドレスを一つ選び出し、動画を添付して送信する。
「できないと思ってんだろ?ほら、一件送信したぞ」
悦子の顔色が変わる。
「何を勘違いしているの!奴隷が主人に楯突いて生きていけると思っているの!!!」
悦子が長い脚をバタつかせ、暴れ出す。
これが悦子の本音だった。悦子に取って、俺は奴隷でしかないのだ。自分の意に沿わなければ、俺が死のうとなんとも思わない。
暴れ続ける悦子の首を締め付け押さえ付ける。悦子が抗うことは分かっていたが、悦子の脚を縛りつけない理由があった。
俺は悦子に自ら脚を開かせることに拘っていた。悦子が俺を愛していないことは分かっている。だからこそ、形だけでも悦子が自ら脚を開き、俺を受け入れることに拘りたいのだ。
母親が自ら身体を開いて息子の欲望受け入れる。当たり前の愛情を得られなかった俺だからこそ、そんな歪んだ愛情を追い求めた。
悦子の首を締め付けて命令する。
「脚を開け!」
「く、苦しい・・・一樹・・・母親なのよ・・・」
「脚を開け!」
悦子がわずかに脚を左右に開く
「早くしろ!」
更に脚を開いていく。悦子の頬を涙が伝う。
「膝を抱えあげて、左右に開くんだ」
「あああ、お願い・・・こんなこと、いけないわ・・・」
「もっと大きく!大きく開け!」
「あああ、いやあ!」
脚を開いた悦子に体を重ねて、息子を生まれた場所にあてがった。
「一樹、お願いよ。覚えてるでしょう?あなたをこの胸に抱いて寝ていたのよ・・・」
「濡れてる。なんでだ?」
「本当は戻ってくれて、嬉しかったのよ。バスルームに突然現れたりするから驚いてしまったの。もう少し話しがしたいのよ」
「答えろ。何でこんなに濡らしてる」
携帯を取り、次の送信の準備をする。