決して消えない悪-2
2人は車に戻りカメラやハンディカムの撮影機材を準備する。さっき目に焼き付けたTバックからはみ出た尻を思い出し悶々とする。一人はショートカットで色白、一人はロングヘアーで小麦色に焼けたどちらもいい体をした女だった。
「おい、どっち犯りたい?」
竜彦が聞いた。
「俺は色白のショートちゃんだな。」
「俺は黒ギャルだな。」
「どっちが先に犯る?」
「ジャンケンで決めようぜ?」
2人はジャンケンで順番を決めた。勝ったのは竜彦。ロングの黒ギャルから犯す事に決まった。
「ククク!早く犯りてぇ!!」
悶々としながら待っているとすっかり暗くなった砂浜の方から花火の光が見えてきた。
「来たようだぜ?」
「だな…。」
暗視カメラで砂浜を確認する。すると間違いなくさっきの男女4人であった。イチャイチャしながら楽しそうに花火をしていた。
「エロい服着やがって…!たまんねー!」
黒ギャルはヘソ出しシャツにデニムのミニスカート、ショートちゃんは丈の短い胸元が広く開いたキャミソールを着ていた。男の腕に胸を押し付けるように抱きつき楽しそうだ。花火をしながら胸を揉まれてニコニコ笑っている。
「エロいヤリマンだな。あの笑顔も今のうちだ。せいぜい楽しむがいい。」
そんな女2人を赤外線望遠カメラで盗撮する悟史。花火が終わるのを待つ。
やがて火花が見えなくなった。2組のカップルが歩き始め岩場の方へ向かい歩き始めた。
「いよいよだな。行くか。」
竜彦と悟史は撮影機材とそれぞれ金属バットを持ち車を降りた。そしてまず影から様子を伺う。すると2組がすぐ近くでいやらしい行為を始めていた。
「エロい奴らだ。」
赤外線カメラでその様子を撮影する。黒ギャルは男のペニスにむしゃぶりつき、ショートちゃんは立ったまま男のクンニに気持ち良さそうな顔をしている。
「完全なヤリマンだな。あーあー、黒ギャルちゃんのフェラチオ、スケベだなぁ。舌を駆使してあんなベロベロ舐めて。たまんねぇよ。」
既に勃起してきた。クンニされているショートちゃんは自ら胸を揉み気持ち良さそうな顔を浮かべていた。やがて殆ど服を着たままセックスが始まった。
「もうあいつら、セックスの事しか頭にねーだろうよ。隙だらけだ。行くか?」
「ああ。」
2人は覆面を被り気付かれぬようにゆっくりと忍び寄る。案の定、セックスに夢中でこちらの存在には全く気付いていないようだ。竜彦らは機材を起き金属バットを持ち男女に忍び寄って行く。