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劇場版『Chocolate Time』 第2話 どきどきパートナー交換
【近親相姦 官能小説】

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greenroom talk〜楽屋話-2

「それより!」真雪がいきなり大声を出した。
「な、何? どうしたの? 真雪」龍がカップから口を離した。
「ケン兄の指、凄まじいんだね、春菜」
「指?」龍が怪訝な顔をした。
「そう、真雪もイかされたんだね、ケンの指に」
「繋がって二人で激しくイった後、余韻を味わう暇も与えず、あたしだけまたイかされちゃったんだよ」
 真雪は頬を膨らませて健太郎を睨んだ。

 健太郎はにこにこ笑いながらコーヒーを飲んでいる。

「それを言うなら、」春菜が龍を睨み付けた。「龍くんだって」
「え? 何されたの? 春菜」
「抱擁で天国に連れて行かれた」
「抱擁?」健太郎がカップを口から離した。
「もうすごいの」春菜は身を乗り出した。「私も繋がり合って弾けた後、身体を抱かれただけで私だけまた登り詰めちゃったんだ」
「へえ、龍ってそんな特技があったのか」
「そう、もう大変なんだよ」真雪が言った。「龍に抱かれる時はTPOを考えないと大変なことになるんだから」
 隣の龍は頭をぽりぽりと掻いていた。

「でもね、」真雪が右手の人差し指を立てた。「悔しかったから、あたしケン兄に仕返ししてやったんだ」
「仕返し?」春菜が言った。
「そう。これでね」真雪は自分のバストをつんつんと軽くつついた。
「そうか、真雪はケン兄にしてあげたんだね? あれ」龍がおかしそうに言った。
「あれ?」
「おっぱいで挟んでイかせてあげたんでしょ?」
「うん。ケン兄子どもみたいに真っ赤になって、思いっきり発射してくれたよ」
「気持ちいいでしょ? あれ」
 健太郎は照れくさそうにうつむいた。「俺、出さないつもりだったけど、我慢できなくてぶちまけちまった。マユの胸に……」
「一度イったくせに、また大量にね」
「あれをやられて踏みとどまるのは難しいだろうね」
「でも龍は出してくれないんだよ。なかなか」
「そ、そうなのか?」
「気持ちいいけど、やっぱりいっしょにイきたいからね」
「そうだよな。俺もそう思う。出しちまった時には、めちゃめちゃ悔しかった。負けた気がした」
「何それ」春菜が呆れた。「あなたたちって、ほんとに変なことに拘るのね」

――the End

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