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心も抱きしめて
【女性向け 官能小説】

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最後の1枚を脱がせ
すでにホックが外されているブラを両肩から外した。

「下着がチョコレート色だ」

そういってそっと乳首にキスをした。

恥ずかしさから少し赤くなった私を見ながら
2人とも手を使わず顔だけ近付ける。
吸い寄せられるようにキスを繰り返した。

すっかり暗くなった外から
夜景になった下界が窓に反射してキラキラと光っていた。

そのうち、石島さんの両手が私の胸元に来て
ゆっくりと触りだす。

やがて乳首を見つけると
親指の腹で乳首を執拗に愛撫した。

「はぁぁ・・・・ぁ」

膝の上から私を下ろし
ベッドに横たえると、スカートを取り去る。
タイツを脱がせるときにまた小さく笑った。

「寒いならズボンをはけばいいのに」

軽く睨んだ私を見てまた笑う。

好きになりそうなオトコと会うのにスカートをはきたいと思っちゃいけないんですか。
そう心の中で呟いて。

反論しようとした私の口をキスでふさいだ。

「俺のためのスカート?」

憎らしくニッと笑う。
モテる男はこんなところが嫌。

「違います!」
勢いよくそう言うけど
石島さんは余裕の笑顔で

「似合ってる。凄くかわいい」

と何度もキスをする。

30を過ぎて。可愛いという言葉はあまり言われなくなった。
嬉しいもんだな。

そう考えているうちにいきなり刺激が身体中を襲った。




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