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心も抱きしめて
【女性向け 官能小説】

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月曜日に連れて行ってもらったお店にまた連れて行ってくれて
おいしいご飯を食べさせてくれた。
こんな時間なのにOKなのね。

そもそもこんな最上階の奥のお店に一見さんは来ないかも。
お客さんはみんな常連さんという感じがした。

こんな時間でもウェルカムできちんとした食事を出してくれた。

ほんの少しお酒を飲んで手をつないでお店を出る。

「今度はみんなに紹介しろよ」

とマスターに笑いながら送り出され
ゆっくりいい気分で歩き出した。

のんびり10分も歩いたころ、高層マンションに入った。
「まさか、ここに住んでるの?」

「うん」
「ええ!こんなイイトコに住んでるの?」

確か石島さんの会社からもここは歩けるはず。

「残業が多くて11時前に帰ることはほとんどないから。
終電を逃すことも多いんだ。
休日も休出が多いからな。会社から近いところが便利なんだ」
「便利はいいけど・・・家賃がすごいでしょ?」

こんなところに住んでみたいけど。
家賃が出せない。




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