ハッピー・エスコート社 顛末記-4
4.
真知子は、インターンの医師として勤めていた堀川病院の院長の、後妻である。
院長の先妻は、病院の事務長をしていたが、乳癌で亡くなった。
真知子が未だインターンをしていた頃、ある年の忘年会の後の飲み会で、いささか酔った真知子を院長が車で送ってくれた。
真知子が異様な雰囲気で目を覚ますと、それは車の中だった。
スカートが捲られ、院長はズボンを降ろして、真知子の尻を抱えていた。
「院長、何をするんです。駄目です、だめですよ」
真知子は、両手で院長の胸を押し返した。
「責任は取る、いいだろう、君が好きなんだよ」
「お嫁に行けなくなります」
「君は処女なのか」
「結婚するまでは、処女でいたいんです」
「僕の妻になってくれ、それならいいだろう」
「それなら、先に結婚をしてください」
「約束をする、必ず結婚するから」
「駄目です、だめ〜だめぇ〜」
真知子は、そんな口約束を本気に出来ず抵抗を続けるが、すっかり頭に血の上っている院長は、真知子の抵抗する声も耳に入らず、腕ずくでパンティに指を掛け、一気に引き降ろした。
さらに真知子の片足を持ち上げて、助手席のヘッドレストに足首を引っ掛けた。
狭い座席の上で、片足は院長の膝に押さえられ、片足はヘッドレストに掛けられて、さながら十字架に掛けられた様に、股を開いたまま動きが取れない。
ルームランプの薄明かりに照らされて、真知子の真っ白な下半身がむき出しに晒されている。
妻を亡くして空閨を余儀なくされている院長のペニスは、溜まりに溜まった精液にプッシュされ、目前のみずみずしい処女のあられもない下半身を見て、猛り狂って亀頭を振りかざしている。