ハッピー・エスコート社 顛末記-10
10.
その夜、真知子は久しぶりで健介の家に泊まった。
一夜明け、健介は早朝、尿意を我慢できずに目を覚ました。
トイレに入り、思い切り放尿をして、背を伸ばした。
(おや?)
いつもなら、放尿と共に力を失うペニスが、元気良く立ったままだ。
(朝マラも、小便までの命かな)
古い川柳が頭に浮かぶ。
そうか、忙しくて真知子との房事が、一月以上もお留守だった。昨夜は、大仕事が済んでよく寝た。おマンコ大好き人間の復活だあ。
真知子の夫が亡くなって、真知子はどう思っているのだろうか?
僕にしてみたら、夫がいないほうがすっきりする。
ま知子は 未だベッドの中。
健介は、口をすすいで、寝ている真知子の唇を吸った。
「あら〜どうしたの???」
「溜まった付けを払うよ」
真知子に体を添えて、男根を握らせた。
「随分利息が溜まっているみたいね」
健介の指は、何時もの手順で乳房から、臍、小腹、お小根へと、流れていく。
「欲しかったのよぅ」
真知子の鼻声が、くぐもる。
健介は、体を被せると、そのまま亀頭を穴にあてがい、腰をしゃくった。
「すごい」
「久しぶりだね、真知子」
「いいわ〜いいわ」
今や、すっかりお馴染みの膣と肉棒は、潤んだ愛液のなかでヌルヌルと擦れあう。
「まちこぅ〜すきだよぅ」
肉棒は、朝マラの威力を発揮して、目いっぱいに広げた雁首で、膣の粘膜をこすげる。
肉棒の疼きに誘われて、健介の腰が弾んだ。
(さながら琴奨菊のガブリ寄せだなあ)
「凄い、すごい、けんすけさん、だいすきぃ〜」
元金、利息込みの精液が、真知子の子宮に降り注いだ。