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被虐少年
【同性愛♂ 官能小説】

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不良少年-13

 少年達の視線に晒されるどころか、一部始終を撮影までされるなか、身体の前と後ろから凌辱を受けている。
 そんな残酷な事実もまるで自分のことではないように現実味がない。
 クスリで麻痺した精神でも、この悪夢のような現実を受け止めかねたのかもしれない。


「よし……いくぞ」

「それ」


 前後のふたりが同時にナオキの体内におぞましい体液を放出した。
 その量はおびただしく、受け入れきれなかったものが口元と肛門から溢れだす。
 再びナオキは激しくむせて、その場にぐったりとうずくまった。


「おいおい、まだ寝る時間じゃねえぞ」

「へへ、次は俺がケツマ○コ使う番な」

「じゃあクチのほうは俺な」


 既に3人がナオキで射精を済ませたが、まだ2人も残っている上に、彼らは若かった。
 再び仰向けにされ膝が肩につくほど身体を折り曲げられて……。
 半身の体勢で片足だけを高く担ぎ上げられて……。
 様々な体位で犯された後に、ベッドに腰かけたケンジに抱きつくような姿勢をとらされ、下から貫かれたのが最後だった。


「ああ……出した、出した」


 どのくらいの時間がたったのかすらわからない。
 永遠に続くかとさえ思われた悪夢が終わって、汗と精液まみれの身体を乱れたシーツに転がされた。


(これから、どうなってしまうんだろう……)


 薄れていく意識のなかで、ナオキはぼんやりと考えていた。
 今日の地獄は過ぎたようだが、少年達はまだまだ飽きてはくれそうになかった。


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