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籠鳥 〜溺愛〜
【女性向け 官能小説】

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8章-3


 カリの部分はツプププという音をたてやすやすと飲み込まれたが、その先がきつかった。

 処女のきつさとはこんなにきついのかと、メガネの奥の目を見張る。 

 鏡哉は先端を潜り込ませたまま、美冬の胸を片手で揉みこんだ。

 しっとりと掌に吸い付く胸を執拗に下から掬うように揉んでやると、中が少しだけ緩んだ。

 入り口の上の突起をくにくにと指先で潰しながら、鏡哉は一気に美冬の中を貫いた。

「くぅああっ! あ、あ、はぁああっ!!」

 今まで夢見心地だった美冬が瞳を見開いて、中を暴かれた苦しさを訴える。

 火傷しそうに熱く感じる中が、ぎゅうぎゅうと信じられない力で鏡哉のものが上下左右がら締めつけられる。

 脳髄が焼き切れそうなほどの快感が、鏡哉を襲う。

(ま、まずい)

「……っく!」

 目を閉じ苦しそうな息を吐いて一旦は耐えた鏡哉だったが、

「き、きょうや……さ、ん」

 美冬に名前を呼ばれ目を開けた瞬間、飛び込んできた美冬の痴態を目にし、一気に箍が外れてしまった。

 信じられないほどの快感が全身を貫く。

「っ……!!」

 びゅるびゅると音が聞こえそうなほど、鏡哉のそれは美冬の中に欲望を吐き出す。

「はあ、はあっ、はあ……」

 鏡哉はぐったりと美冬の体の両脇に手をついた。

(信じられない、中学のガキじゃあるまいし……)

 早々に果ててしまった自分に信じられなかった鏡哉だが、しかし直ぐに美冬の中に納めていたものは硬さを取り戻した。

「き、鏡哉さ、ん?」

 大きさを取り戻しまた中を広げた鏡哉を、美冬は目に涙を湛えて見上げてくる。

「美冬……」

 視線を落とすと自分の2/3ほどしかなさそうな細い腰で必死に大人の鏡哉のそれを受け止め、破瓜の血をにじませている美冬のそこが目に入った。

(美冬の中に、入っている……)

 子供だ子供だと自分に言い聞かせてきた美冬の体に、確実に鏡哉は溺れていた。

 少し引き抜いてまた挿入すると、美冬が痛そうに鳴く。

 痛みも快感も全て自分が与えているのだと実感した鏡哉は、美冬のすべてを征服したい欲求に駆られた。  

 繋がっている美冬のそこの上の尖りを指で乱暴に押しつぶす。

「ひ、ひゃあ……っ!!」

 美冬の腰がびくりと跳ね、中がゆるゆると蠕動し始めた。

 美冬の鳴き声のなかに、少しずつ艶っぽさが含まれていく。

「ああ、初めてなのに、気持ちいいのか?」

 上半身を美冬のほうに倒してその耳朶を舌でいたぶりながら囁く。

「や、ちがっ」

 美冬の瞳からとうとう涙が零れ落ちる。

「何が違う? 美冬のここを弄ると中から蜜が溢れ出して、私のものをきゅうきゅうと締め付けているのに」  

 鏡哉は秘芯を弄る速度を上げて擦る。

「ひやあ! だめ、だめぇ!」

 中に収めたものは動かさず、秘芯だけを愛撫するのが相当気持ち良いらしく、美冬の中はまるで鏡哉のものを咀嚼するようにうねうねと動き回る。

 何人もの女を抱いてきた鏡哉だが、こんなに中がきつくて自分の雄を搾り取られるような女を抱くのは初めてだった。

 下手をするとまた達してしまいそうになる。

 腰をつかんで中を突き上げたいのを我慢し、美冬をいたぶり続ける。

「ああぁっ! やぁあああああ――っ!!」

 美冬は背中を反らし、一層強く鏡哉のものを締め付けながら達してしまった。

 白い肌がピンク色に染まっていく。

 ぷつりと糸が切れたように、美冬は意識を手放してしまった。

(もう、止まらない――!!)

 意識を失った女を抱くなど鬼畜だと思ったが、鏡哉はもう限界で容赦なく美冬を突き上げる。

 何度も角度を変えて必死に腰を振るう。

 こんなにも我を忘れて女を抱くなど、産まれて初めてだった。

 美冬の体は鏡哉に玩具のように揺さぶられ、その度に小さな乳房も揺れる。  

 あまりにも華奢すぎて無理をしたら壊してしまいそうな危うさがあり、自分の中の何かが「やめろ」と警告を発するのだが、鏡哉は自分を制御することが出来ない。

「はあ、美冬、美冬……!」

 どんどんと射精感が募る。

 腰に得も言われぬ快感が溜り、それを放流しようと腰が勝手にスパートをかける。

 細い腰を再度指が食い込むほど強く掴み直すと、鏡哉は美冬の最奥に己の欲望の飛沫を注ぎ込んだ。 



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