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美少女
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第56章 来て!-1

「すばる・・・」

昴の腕の中で、震え続けるひたぎが語り出す。

「あなたの愛を受け止めるということが、こんなにも辛く狂おしいものだとは思わなかったわ・・・

あなたは、気持ちを高めることを私に求めた。あなたの求めに応えようと、私はあなたの愛を拾い集めて身体を熱くし続けた・・・

熱はやがて炎となり、私の身体を焼き尽くすほどに大きくなって・・・胸が潰れそうなほどにせつなくて、身体が震えて、呼吸さえ思うようにできなくて、とても恐かったわ・・・本当に酷い人ね・・・

だけど私の身体は、あなたの思惑通り、熱に犯されてしまったようよ。こんなにも酷い仕打ちを受けていながら、私の身体はあなたを狂おしく求めて疼いている。今、私は、あなたが欲しくてたまらない。

この後、あなたにも同じことをしようと考えていたのだけれど・・・」

ひたぎが昴のペニスを手に取る。

「どうしたの?あなたの身体も体液を止め処なく溢れさせて・・・あなたも、もう十分に高まっているのかしら?」

「ああ、ひたぎの官能的な姿に、僕はどうしようもなく反応してしまう。ひたぎが震え続けている間、僕も同じように心を震わせていたよ。もう、ひたぎが欲しくてたまらない・・・」

「そう・・・それなら、私の身体に入ってきなさい。ただし約束は守るの・・・お預けよ。夜明けを待って、思いを遂げるの・・・」

「そ、それは・・・まだ2時間もあるんだ。そんな・・・」

ひたぎが昴の言葉を遮る。

「分かっているわ。私の破瓜の痛みを心配してくれるのね?大丈夫よ・・・
夜明けを待って始めて、痛みが大きければ、優しいあなたは意識的に精を放ち、すぐに止めようとするはずよ・・・
そんなつまらない初体験にしたくない。どんなに痛くても2時間は繋がっているの。その時は辛くても、忘れられない思い出になるはずよ・・・」

「ひたぎ・・・分かったよ。忘れられない2時間になりそうだ・・・」

「すばる。痛みがあっても、ちゃんと私の中で動くのよ。できる?」

「あ、ああ・・・長丁場だし、様子を見ながらでどうかな?」

「あなたが動かなければ、私が腰を使うわ!心配は無用よ。途中で萎えたりしたら殺すわよ!」

「あ、ああ、ひたぎを愛してる。すばらしい思い出にしよう・・・」

昴がひたぎを抱きしめる。ひたぎが昴の耳元で囁く。

「あなたには、処女の私に無理やり犯される願望があったわね?」

「忘れてくれ・・・」

「チャンスよ。逃して良いの?」

「二人の大切な思い出なんだ」

「本当に良いの?」

「今の僕はひたぎを抱きしめて、見つめ合いながら一つになりたい。いいかい?」

「羽交い締めにして私を貫き、処女喪失の狂おしい姿を間近で観賞して楽しみたいと、そう言うのね?いいわ。任せるわ。あなたの好きに抱いて・・・」

「・・・・・」

昴はひたぎに丁寧にキスをしながら、ひたぎの身体を仰向けに横たえ、自らの身体を重ねた。

「ひたぎ。憶えているかい?初めてキスをした日に、こうして君を抱きしめた・・・」

ひたぎが両膝を引き上げ、M字開脚の姿勢を取る。

「憶えているわよ・・・初体験を意識して、こうして身体を重ねたわね?」

昴がひたぎの充血し開ききったクレバスに、びくびくと躍動するペニスを押し当てた。

「ああ、その時から決めていたんだ。こうして、ひたぎを抱きしめて繋がると・・・」

「そう・・・来て・・・」



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