美少女スイマー 羞恥の水着-2
3
練習が終わって、部員全員がスタート台の所に集まって来た。
「今日から、1年の速水が入部することになった。そこで、これから、恒例の剃毛式をやるぞ。」
宮崎が言うと、「おおっ」という声が数人の男子から上がった。
「さあ、速水、水着を脱いでスタート台に腰掛けなさい。」
「えっ!どういうことですか」
「女子は入部した時、上級生にアソコの毛を剃ってもらうんだよ。」
3年生の男子が卑猥な笑いを浮かべて、そう言った。
「嫌です。剃らなきゃいけないなら、自分で剃ります」
「駄目だ。これはうちの部の伝統なんだ。」
宮崎が目配せすると。数人の男子が立ち上がった。
あらかじめ打ち合わせをしていたのか、そもそも剃毛式で女子が抵抗するのには慣れているのか、男子は手際よく絢奈の水着を脱がした。そして、スタート台に座らせると、一人が後ろから彼女の体を羽交い締めにし、残る4人で左右の足を大きく開かせていった。大きく割り裂いた両脚の付け根に柔らかそうな繊毛が見え、その下にある陰裂から赤桃色の肉襞が顔を覗かせている。
部員たちは食い入るように絢奈の体を見つめていた。今、日本で一番注目を集めている美少女スイマーが、こうして素っ裸にされ、自分たちの前に、瑞々しい胸の膨らみも、黒い若草で飾られた大切な女の秘部までも露わにしている事実が信じられなかった。
「キャアッ、嫌っ!離してっ!」
絢奈は狂ったように抵抗し、なんとかして男たちの手から逃れようとする。
パシンッ!
宮崎の平手打ちが頬に飛んだ。そのショックで絢奈の動きが止まると、1人の男子生徒が宮崎に床屋で使う石鹸用の刷毛を渡した。
「大人しくしていないと、カミソリで大事な所を切られてしまうぞ。」
そう言いながら、宮崎は石鹸を泡立てて絢奈の下腹部に塗っていった。敏感な所に微妙な刷毛の感触を感じて、彼女は思わず「ああっ…」と声を洩らし、身震いする。
「さあ、3年生から順番に剃ってやれ。」
最初に、キャプテンらしい男子が安全カミソリを受け取り、絢奈の滑らかな下腹から刃を滑らせていった。
「あ…」
ゾリリと恥毛が剃られる音がし、絢奈がピクッと肌を緊張させて喘いだ。
「よし、交替だ。」
宮崎がそう言うと、キャプテンは名残惜しそうに絢奈の股間を見ながら、次の部員にカミソリを渡した。
男子はつぎつぎに交替して、みんなで絢奈の陰毛を剃り上げていった。
ヴィーナスの丘、陰唇と、彼らは絢奈の股間の柔らかい肌を引っ張り、ピンと張った表面にカミソリをすべらせた。さらに股を大きく開かせると、大陰唇の脇やアヌスのまわりにまで念入りにカミソリを当てていく。その際、さりげなく陰部に触るのは当たり前、中には堂々と陰唇を押し開いたり、クリトリスを弄る者までいたが、敏感な部分に触れられて、絢奈が思わず身動きしたり、声をあげたりすると、むしろ彼女の方が宮崎から厳しく叱責されるのだ。絢奈は目にいっぱいの涙をためながら、ギュッと目をつむって、恥辱に耐えるしかなかった。
「よし、いいだろう。」
そう言うと、宮崎はプールの水をバケツに汲んで、絢奈の股間をきれいに洗い流した。
毛のないぷっくりとしたヴィーナスの丘は桃の実のようで、剃り残しのザラつきもなくツルリとしていた。股を大きく開いているせいで、ワレメからは小陰唇が艶めかしくはみ出している。
「これできれいになったぞ。自分で見てみるか?」
「ああっ、いや…!」
宮崎が手鏡を取りだしたが、絢奈は顔をそむけ、自分の股間を見ようとはしなかった。
「これで、水泳選手権に当部指定の水着で出ても大丈夫ですね。」
「ええっ!嫌です、困ります、そんなの!」
思いもかけないキャプテンの発言に、絢奈はパニックを起こしたように叫ぶ。
「ワガママ言うと、剃毛式のビデオを公開しちゃうぞ。」
そう言ったのは、絢奈のクラスメートで水泳部員の男子だ。見ると、ビデオカメラを手にしている。恥ずかしい剃毛式は、一部始終、ビデオで記録されていたのだ。
「これで、速水も嫌だとは言わないだろう。」
宮崎の言葉に、絢奈は黙って従うしかなかった。
「それと、もう一つ約束してもらおう。絶対に、俺達に言われて、この水着で水泳選手権に出たって言うなよ。」
「そうそう、インタビューとか受けても。自分で着たかったから、みんなに体を見て欲しかったからって答えるんだ。」
キャプテンともう一人の3年生がそう言うと、男子部員が一斉に賛同の拍手をした。