悪夢の始まり-1
にこ、希、絵里が卒業して3ヶ月
穂「ニコちゃん達元気かな〜…」
こ「げ、元気だと思うよ?」(にっこり
海「それより穂乃果、勉強しなくていいんですか?」
3年の教室で穂乃果、ことり、海未がまったりとした空気で話していた。
穂「あっ…わ、忘れてたぁ」(苦笑
海「それだから穂乃果は…」
こ「まぁまぁ海未ちゃん、落ち着いて」(苦笑
………
放課後 穂乃果の家
こ「ご、ごめんね…いきなり上がり込んで…」
穂「いいよいいよっ、それよりどうしたの?言いたいことがあるって言ってたけど」
こ「じ、実はね…私…」
穂「何々?」
こ「ほ、穂乃果ちゃんの事が…す、好きなのっ!//」
穂「え、ええええええええええ」
こ「…(ぐすっ」
穂「…」
こ「ご、ごめんね…!」
そう言い放つとことりはそそくさと帰って行った
穂「こ、ことりちゃん!?」
希&絵里 とある喫茶店にて
希「なぁエリち」
絵里「どうしたの?」
希「なんか、嫌な予感がするんやけど」
絵里「またお告げ?」
希「うん」
絵里「気にしすぎよ希」
希「うん…」
……
穂乃果 自部屋
穂乃果は考えていた
穂(ど、どう答えたらいいんだろうな…、ていうか、ことりちゃん、レズだったんだ…)
そのときだった。穂乃果の目の前にいきなり全身黒の男が現れた
穂「だっ…誰!?」
男「安心してください。私は怪しいものではありません」
穂「っ…」
その時だった、突然穂乃果の姿と一緒に男の姿が消えた
突然大きな声が聞こえたので妹の雪穂が部屋に入ってきた
雪「おねえちゃんどうしたの?あれ…おねえちゃん?」
穂「う…こ、ここは…?」
男「気づきましたか。」
穂「な、何ここ…」
男「部屋ですよ、当然ですけど、あなたは今から私の奴隷です」
穂「は、はぁ!?早く家に帰してよ…」
男「それはできませんねぇ」
男は突然指を鳴らす。すると突然顔全体を覆うような機械が降りてきて、穂乃果の顔面を覆う
穂「……っ…!」
男「それでは洗脳を始めましょうか、しばらくそのままでいてくださいね」
……
翌日 3年教室
海「あれ、穂乃果、今日は来てないんですね、熱でしょうか」
こ「…」
海「こ、ことり?どうしたのですか?」
こ「な…なんでもないよ…きょ、今日はしんどいから帰るねっ…」
海「は、はい…」
部室
凛「あれ、ことりちゃんと穂乃果ちゃんは?」
海「ことりは体調が悪いそうで、穂乃果は学校自体休みです…」
凛「めずらしいにゃ〜」
……
穂乃果 個室
男「さてさて、もう充分でしょう」(パチン
機械の中から現れたのは洗脳され、目の中から光を感じないような冷たい目をした穂乃果だった
男「気分はどうですか?穂乃果さん」
穂「……最高です…」 そこには昔のような元気に満ちた声はなかった
男「これから貴方は私の手となり足となってもらいますからね…ふふふ…ハハハハハ!」
………
数日後 真姫家
海「最近穂乃果が学校に来ませんね…」
真「そうね…大丈夫かしら…」
花「み、みんなでお見舞いに行ったらどうでしょう…?ニコちゃん達も誘って…」
凛「賛成にゃー!」
こ「…」
海「どうしたのですか?ことり…」
こ「…な、なんでも…ないよ…」
海「そうですか…」
凛「そうと決まれば明日行くにゃー!」
真「にこちゃんには、私が言っておくわ」
花「な、なら絵里ちゃんと希ちゃんは私が…」
真「明日、学校ないから10時にここ集合ね」
凛「なら帰るにゃー!かよちん一緒に帰るにゃー!」
花「わわ、待ってよ凛ちゃーん!」
海「なら私も帰りますね、ことり、一緒に帰りましょう」
こ「ご、ごめん…私一人で帰るね…」
海「そ、そうですか…」