カミングアウト-5
ペシャッ、ヌチャッ、チュバッ・・
セーラー服がずり上げられ、とうとう露わになった青い果実は、彼の分厚い舌で舐められ、牙で甘噛みされ、その適度なスパイスの効いた刺激にすっかり弄ばれ、先端がツンと反り返るほど勃起し、硬直している。
「ああっ、 ダメッ、 そこ、 ダメッ、 ああイイッ」
今や仰向けのまま、十字架に縛られたように両腕を大の字に広げられ、その上に彼が馬乗りになっている。
もちろん、彼女の腕を固定しているのは、彼の前足だ。真奈美の手首をしっかり押さえつける前足には、彼の上半身の体重が乗せられ、ピクリとも動かせない。
そして彼の長い鎌首は、真奈美の胸、うなじ、そして顔の間を行ったり来たりしながら、唾液を塗りつけるように舌を這わせていた。
「ああん、 あひゃああん、 はあうん、 ンぐう・・ んむむん・・ ぷはあ!・・」
丹念に舐め回された真奈美の上半身は、ピンク色に紅潮し、乳房や額には玉の汗が噴き出している。
胸元、うなじ、顔面、髪の毛などは彼にこってり舐め回され、唾液でヌラヌラと光っている。 耳の穴、鼻の穴などは舌が這ったとき唾液が詰まって塞がってしまっている。
息が苦しくなり、呼吸しようと大きく口を開いた瞬間、彼の舌が糸を引きながらグチョッと押し入り、一緒に生臭い唾液の味が広がった。
執拗なまでの彼のディープキス、もう何十回交わしただろうか・・ 真奈美のピンクだった唇が、彼の唾液で白っぽくふやけかけている。
ネチョッ、 チャプッ、 チュプッ、 チュバッ・・
ドーベルマンは、ひときわ丹念に真奈美の唇、首筋、両乳房など順に舌を滑らせ、厭らしい恥音を響かせ舐め回る。
「あふぅ・・ あぶっ、 ンふふうッ・・ うあッ」
その犬の舌技に真奈美の青い乳房は、ぬらぬら光る分厚い舌先でコリコリと転がされ、かつて無いくらいに凝り固まり、ツンと突き出している。 そして彼の鋭利な犬歯で甘噛みされ、ジンジンと痛みにも似た快楽の刺激が彼女の意識を蒸発させていく。
(こっ、このワンちゃん、なんて上手なのッ! まるで女の子の体、知り尽くしているみたい・・!)
それから何分経過しただろうか。
いつの間にか、小刻みに剥ぎ取られ、破り捨てられた衣類が辺りに散乱している。もはや肩口と背中に残ったセーラー服の衿と袖口、それに両腿の間が露出するくらい短く削がれたズタズタのスカートだけが申し訳ない程度に残っているだけだった。
「あたし・・ 今、何考えてたんだろう? ・・気を失ってた?」
意識がハッキリしだした途端、不意にグイッと腰が持ち上げられるような感覚に気付き、真奈美は自分の下半身がどうなっているのか確かめようと首を起こした。
「え?! な、なに!」
どうやらドーベルマンは腰を彼女の両腿の間に割って入れようと前進したせいで、太腿までが彼の後ろ脚の上に乗り上げ、下半身が浮いてしまったようだ。
つまりこの犬は、これから彼女と正常位でセックスしようとしているのだ。
(ああ・・ とうとう、入れられちゃうの・・? こんなところで・・ 見ず知らずのワンちゃんに・・?)
これまで味わったことの無い舌技による全身愛撫にすっかり牝の性を目覚めさせられた真奈美は、その先に起こるであろう事態を想像してゾクゾクとした興奮がこみ上げてくるのを禁じ得ない。
(もお、好きにしてッ あたしを、めちゃくちゃにしてッ!)
投げやりになった真奈美を、彼はそれを察したのか、湧き出す欲望を股座に蓄えながら、ビクンビクンと腹筋を痙攣させるかのように収縮させながら腰をピストン運動させた。
間もなく黒い毛皮に包まれた彼の生殖器官が急激に膨張を開始した。 そして赤い臓物のような陰茎が毛皮の先端からせり出してくるのが確認できた・・
ビュルン!
びっしりと毛細血管を浮き立たせた内府のような赤黒い怒張が飛び出してきた。
「ひゃ! な・・なんて大きいのよぉ・・」
それは、驚く程太く長くい立派なモノだった。 そして、鮮やかな赤黒い血管を無数に血走らせて脈打つ怒張の先端には、既に透明な液体が溢れポタポタと滴っている。
(すごいッ・・ こんなに太くて長いの、初めてッ! タロと同じか、それ以上あるかも・・)
真奈美は思わず生唾を飲み込んだ。
(こんなの入らないよ・・ 無理やり入れられたら・・あたし変になっちゃう・・ 死んじゃうよ、きっと・・)
そう思いつつも真奈美は内心、未知の快楽に対する期待と不安で、思わず体がブルッと震える。
彼は煮え滾る血潮ですっかり膨らんだ怒張をビクンビクンと脈動させながら、彼女の女陰に照準を合わせようとしている。 もはや彼の怒張を真奈美の紅唇に咥えさせられるのは時間の問題だった。
ポタッ、ポタッ・・
突然、落ちてきた唾液が真奈美の両眼を捉え、視界が滲んだ。
(あ、見えない・・)
と、その瞬間、真奈美の視界は白一色に変わった。
ミチミチミチッ・・!
今にも張り裂けそうなくらい軋み音を漏らして、彼女の窮屈な花唇は押し広げられ、白く血の気を失い、赤黒い剛棒が突き立てられていた。
「あうあ・・ はがっ・・ かっ・・」
まるで処女喪失時の感覚にも似た、激しい痛みと痺れが下半身を駆け巡った。
しかしドーベルマンは容赦なく抽送を繰り返し、その剛棒を更に深く穿ち沈めいく。