四人の女-31
「相談したいことは、昨夜のように、私は重文さんとしたいのに、アフターがどうしても断れないお客さんの時、どうしようもないでしょう」
「瑠璃さんに頼んだ」
「そう、久美さんでも、そういうことが有るでしょう」
「瑠璃もきっとあるよ」
「私達。、妊娠することは、はっきりしているでしょう」
「美成さん、妊娠?」
「まだよ、アフターしたでしょう、久美さん早とちりね」
「私はつい先日あったから・・・・・・危ない、大東さんと」
「ナマでしたの・・・・・中出し」
「そう、好きだもの」
「瑠璃さん、綿貫さんとも、避妊しないで」
「久美さんはどうなの、富岡さんと」
「いつも中出し、子供が欲しいもの、美晴ちゃんのような可愛い子」
「私も、重文さんとは、避妊はしていない」
「美成さんが言うように、いつか妊娠するはね」
「いつか、なんて悠長なことではないよ」
「交代要員が必要ね」
「瑠璃さん変な言い方ね、でも実際はそうよ」
「久美さん、エッチはしても寝取らない子がいない?」
「お金出せば、いるでしょう」
「そうね、至急探してみてよ」
」「うちはエステでエッチに直接タッチしているでしょう、心当たりがあるから、それとなく話してみる」
「瑠璃さんの替わりだけでなく、久美も、美成さんも、廻ってくれるようにね」
「お妾さんの廻しみたいね、よっぽどセックスの好きな人でなければ・・・・・・・私達みたいな」
「私達がどうしたの瑠璃さん」
「仕事とはいえ、随分男知っているでしょう」
「本当だ。・・・・・話は別のことだけれど、やはり関係がある話」
「私のエステね、女の子の三人に一人は子持ちなの、毎日無認可の四十八時間保育所に預けて働いている、保育料高いでしょう」
「働いた日の収入全部無くなると言ってた子もいる」
「日払い」
「そこでね、私、広い畑を相続したでしょう、ここに保育園を建てて無認可でも構わない、子供を預かる施設が作れないかと」
「建物は、東北の被災地で建てているような仮説であっても十年は保つから、もう少し出せば、結構いい建物はできますよ」
「久美さん詳しいのね」
「私、工業高校の建築科出身なの、経験もあるから」
「瑠璃さん、資金はどうするの」
「手持ちがあるの、祖父からの遺産が」
「一億有れば、立派なのが出来るよ、百人ぐらいの収容で」
「出来たらマンション、保育園付きのマンションで、お母さん達が交代で子供の面倒を見てくれる」
「五十億有れば結構好いのが出来ますよ」
「そのぐらいで、久美さん、考えてよ」
「瑠璃さん、資金があるの」
「美成もそのくらいなら有るよ」
「二人は資産家なんだ」
「土地団地に売っちゃったから」
「よし、考えてみましょう」
「賛同する人が集まるかね」
「医大の看護師さんにも声を掛ければいい」
「話元に戻して、若い医大生も考えないと、彼らは抜いてやらないと、勉強が進まない。うちの店は、そういうところだから、多分康納の口からそのうちひろまるが、、エステでは金掛かるしね」
「訪問手コキ師だね」
「美成さん上手いことを言う、こっそり作ろうか」
「公序良俗違反で検挙されるかもね」
「友人として付き合う、お互いが性欲を満たされる」
「金が絡まなければいいのだから」
「話はして紹介はするが、後は本人達で適当にして貰うこと」
「瑠璃さん、初めての人が指名で」
「はい、何号室ですか」
「三号です」
「瑠璃です、お若いのね、何方から紹介されましたの、末広さんでしょう。お掛けなさい」
「わかります?」
「分かりますよ・・・・・・ガールフレンドなしでしょう。話していたら末広さんがちょろっと喋った」
「その通りです」
「もっと若いと思ったでしょう。おばさんよ」
「そんなことありません、奇麗です。スタイルも良いし」
「お世辞が上手い、脱ぎましょう、身体を洗ってからマッサージ。恥ずかしい?脱がしてあげましょう」
瑠璃は立ち上がって男を抱き上げる、
「お名前は?」
「木村拓哉」
「うそー、木村拓哉なんてこんなところには来ませんよ、ウソでしょう」
「本当です、良くひやかされます」
「でも、貴方もいい男よ、拓哉さん」
瑠璃は膝で拓哉の股間をそっと触れてみた。早い、興奮している。
「こんなになっちゃって、小母さんでこんなんだから、若い娘だったらパンツ汚しているね」
「恥ずかしいです」
「恥ずかしくはないよ、自然よ、小母さんも拓哉さんの勃起を握って、パンティー濡らしているのよ、ホラ濡れているでしょう、恥ずかしい」
四人の女 第一部終わり