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私が結婚しない理由(わけ)
【理想の恋愛 恋愛小説】

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私が結婚しない理由(わけ)-24

 最後の仕掛け花火が河原であり、川面一面に花火が映る...。観衆から自然と歓声と拍手が湧いた。
 花火が終わり渡井と加奈子は、泉津大橋たもとで渡井の両親らと別れ泉津駅に向かった。

 泉津駅は花火見学の帰り客で混雑していた。一番ホームの接祖方面行き列車も、普段よりかなり乗客がいた。かろうじて座れる席が一つ空いていたから、渡井は加奈子をそこへ座らせ自分はその前のつり革に掴まり立っていた。
「加奈ちゃん、今日は疲れたでしょ。下駄だし足、痛くない?なんか僕の親に急に会わせて気を使わせたね。ゆっくり電車で寝ていって..。」
「足はちょっぴり疲れたけど、今日は楽しかった~渡井さんありがとう。あっ山口さんにもお礼言わないと!」
「そうだね、山口さんも花火デートしたかったかもしれないし(笑)」


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