晒された少女-13
“主任”はにやつきながら言った。
「効くだろ?桜田門謹製、催痒剤兼催淫軟膏だ」
「か……かい……」
サヤカは続く言葉を飲み込んだが、長くは続かなかった。
「掻いてッ!お願い、掻いてえッ!」
「よしよし、よくお願いできたね」
“主任”は指の腹を、小さなシワがすぼまって集約している中心に添えた。
そのまま手首を捻りながら、蕾とその周囲をなぞるように愛撫する。
「も……もっと、強く……」
だが、にやつく“主任”は焦らすように、細やかな動きをやめなかった。
と同時に、肛門の数センチ下にある亀裂へも指を差し込み、浅く小刻みな抽送を再開する。
「うう……」
卑怯きわまるオトナの指が、誰にも見られたことのない乙女の秘所を、ふたつながらに弄ぶ。
そうと知りながら、被虐の少女はその指を迎えるべく、尻を突き出さずにはいられないのだ。
やがて肛門にも、容赦のない指が侵入して敏感な内部を掻き回す。
サヤカの上半身がひときわ大きくびくりと跳ねて、のけ反った。
その細身の上半身にも、未熟な乳房を揉みしだく動きが再開されている。
小さな乳首をこねくりまわし、乳房を下から支えるように、或いはすっぽりとかぶせて円を描き……。
身をくねらせて嫌がる仕草をみせながら、少女の表情には心ならずも、紛れもない恍惚が浮かびつつあった。
「ふふふ、いい反応をみせるようになたじゃないか」
屈辱と恍惚が入り雑じった顔の、ぼうっとピンクに上気した頬に、つうっと一条の涙が流れた。
「あっ……あうっ……んく……あふん……」
吐息のような幼い喘ぎが、次第にはやくなっていく。
ビデオカメラは付かず離れず、様々な角度から、一部始終を記録している。
「いや……」
喘ぎながら首を振るのが最後の抵抗だった。