裕也だけの主任 2-3
「M字って、眠っててもちょっとキツい姿勢だったかな。もしも目を覚ましたらなんだし、横に寝かせて楽にしてやろうか‥」
寿輝は希美をまた元の仰向けに寝かした。
裕也が待ち切れないとばかりにすぐにソファーに上がり、希美の足首を掴み広げて体を割り入れた。
ほんの十数秒間ほど、その美しい肢体を視姦するように眺めた後、希美の両足をゆっくりと、膝が肩に触れるほど深く折り曲げていった。
希美の腰がせり上がり、大切な部分が顔に接近する。
裕也は生唾をゴクンと飲み込んでから、舌を長く伸ばし内腿に這わせていった。
パンティーの膨らみの際から膝裏の手前まで、ジュル…ジュルル…と淫音を立てながら舐めては、もう片方の内腿にも同じく舌を這わせ、人妻であり上司でもある女の柔肌を味わう。
膨らみと鼻先がニアミスする度に、牝の匂いがまた裕也を誘惑し、股間を刺激する。
内腿を何往復も十分に堪能し尽くすと、舌先はメインディッシュたる膨らみに向けられた。
そして、まるで深海の軟体動物のような妖しい動きで膨らみを這い回わり始める。
膨らみは、幅広で肉厚な舌で右回りに、そして左回りに強引にこねくり回されたかと思うと、細くすぼめた硬い舌先で上から下へ、下から上へと秘唇に沿うように攻められていく。
裕也はそんな感じで、寿輝の前で形振り構わずに涎を垂れ流しながらむさぼりついていた。
パンティーの膨らみを包む部分は唾液でびっしょりと濡らされ、気付けばうっすらと中身が透けて見えていた。
「綾瀬さん…。主任の、もう…、もう、見ちゃったらダメですか、、」
熱くなったモノを片手に、茫然としながら一部始終を見ていた寿輝が、ハッと我に返る。
「だ、ダメだ…。こないだ居酒屋で、まず最初は裸までって約束したろ!そこはまた今度。」
本当はもう、妻の全てを見てもらいたくて堪らなくなっていたが、何とか自制する。
「やっぱダメですか…?どうしても?」
「言うこと聞く約束だから…。」
裕也はしばらく無念がっていたし、もう自分自身を制御出来ない様子だった。
「じゃあ、それなら…」
何か思い付いたのか、寿輝が口を開いた。