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階段の人妻
【熟女/人妻 官能小説】

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階段の人妻-2

亮太は思い返してみる。



亮太はあの日大学に行ってからも奥さんのことで頭がいっぱいで、一切が手に付かなかった。
あのショーツに意味はあったんだろうかとか、奥さんは欲求不満なんだろうなと考えているとどうにもこうにも勃起が止まらず、次の日も同じ時間にあの家の前に足が来てしまった。
そうしたらまた奥さんはフレアスカートに、次は黒のショーツなのだから、やはり確信してしまった。


(奥さんは痴女だ。)

それからというものできる限り同じ時間にその家の前を通るようになり、最近はその時間まで携帯片手に待つようにしている。

奥さんはあの日からだんだんとスカートが短くなっていった。フレアスカートからタイトなキャリア風スカート、雨の日などは傘とショーツの色を合わせたりということもしてくる。

最近ではミニのデニムスカートにノーパンが定番になりつつあり、そうなると亮太からはヘアはもちろん、てらてらに濡れた陰部も丸見えである。螺旋階段の途中で鉢を重そうに置くときなどは膣の穴やアナルまで見えてしまう。

それは、大学や町にあぶれている女の子のすぐ開いてくれる股にあるものとはまったく違う代物に見える。この奥さんの性器や肛門は、家庭に押しつぶされた欲望のはけ口であり同時に入り口なのだ。一回入ったらもう抜け出すことなどできないし、全てを求め吸い取ってゆくだろう。

けれど、もう亮太と奥さんは引き返せない背徳の関係を背負い始めている。一言でも声を交わしたら来世まで続く因果で結ばれそうな気がする。

(どうするかな?)

上目遣いで奥さんのマン○を見やる。いつもよりぬれて歩くたびにくちゃくちゃと卑猥な音を立てている。真っ黒な陰毛と真っ白な太もも、欲求不満のマン○は黒いぐらいのピンク色、鮮やかなコントラストは永遠なる人妻の象徴だ。

亮太のペニ○ははり千切れそうな堅さと張りを帯びて射精を欲望する。全身が震えるようなジレンマにおそわれ、小さな悲鳴を上げながら、くらみ倒れそうになってしまった。

「大丈夫?」

上から降ってきた高いトーンの言葉。

亮太は上を振り向き奥さんと目があってしまった。

さわやかな視線にやさしげな言葉。しかしスカートの中に焦りを隠した悪魔の声のようにも聞こえた。

「ちょっと休んでいけば?」



家の庭にさく一輪のちいさな白い花が、風に揺れてゆらゆら揺れた。


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