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純愛
【純愛 恋愛小説】

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純愛-1

貴方に恋をした。
小学5年の時、私は貴方の居る学校へ転入した。
春、夏、秋、冬…貴方と喋らない日が続き私達は6年生になった。あれは、確か8月の夏の日。貴方は、泣きながら教室へ入ってきた。プライドが高い貴方だから、そう簡単に泣くはずがない。心配になって一緒にいた男の子に聞いた。
「鬼ごっこで最後に鬼になっちゃったから悔しくて泣いてるんだよ」
失礼かもしれないが笑ってしまった。あまりにも可愛くて。
運動が得意な貴方はよっぽど悔しかったのだろう。それからかな?貴方を愛おしく感じ始めたのは。小6のバレンタインデー。私は貴方に告白した。
私の他に2人にも告白されていた。かっこいいから仕方がない。
私は、フラれた。理由は解っている。貴方に告白した1人の女の子、とても可愛いかったもの。それに私は、引っ越してしまう。悲しいけど、丁度いいと思った。

半年後、私は貴方の居る学校へ転入して行った。
これで2回目だね。
貴方とは、お隣のクラス同士。でも、話かけられない。
1度も話かけられないまま1年が終わった。


2年生、貴方と同じクラス。凄く嬉しい!!でも、貴方とはまだ気まずい…。思いきって、貴方にメールを送った。
『よろしくね(^∪^)』
だって。その日は、あまり眠れなかったのを覚えてる。
9月、貴方が彼女と別れたと私に報告メールをくれた。
『大丈夫』
と言いながら次の日貴方は全く元気がなかった。心配だった。でも私は何も出来ない。悲しむ貴方を見て私も悲しくなった。
『青木のアドレス知ってる?』
ある日こんなメールがきた。青木というのは結構可愛い女の子。気になってるのかな?
ちょっと悲しくなった。
11月、貴方とは毎日のようにメールをした。学校では話さない分沢山のメール。
下旬に入った時、メールをしない日が何日か続いた。メールをしたいが恥ずかしくて送れない。そんな時、貴方からメールがきた。私は嬉しくて携帯に飛び付いた。
『好きな人とどんな感じ?』
貴方は私に好きな人が居る事を知っている。こんなメールは、いつもの事だけど今日は何だか違う。
それから何通かメールをして貴方がこう送ってきた。
『好きです。俺で良ければ付き合って下さい。』
私は、嬉しくて嬉しくて仕方がなかった。
今日から私達は恋人同士。
今だに続いている私達の関係は、本当の実話…。


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