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輝ける場所
【悲恋 恋愛小説】

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輝ける場所-3

これはあたしからの最後のお願いです。
また輝いてください。
あたしがいなくなったらトモ君は輝く事をやめてしまうかもしれません。
でも、光はまたともす事が出来るのです。
だから、また自分で輝ける場所を見つけて輝いてください。

生涯あなたを愛した美紀より



この世にこんなに暖かくて悲しい言葉があるなんて初めて知った。
俺は美紀…あいつの言葉を深く…深く…噛み締めていた。それと同時に俺は声を殺して泣いた。
なんで…なんで一緒にいないんだよ?なんでいなくなっちゃったんだよ?
俺は心の中でずっとそう叫んでいた。

どうやらそのまま眠ってしまったらしい。俺は夢の中であいつと話していた。
俺は聞いた。いいのか?ホントにいいのか?また輝いていいのか?俺はあいつにそういった。
あいつは笑顔で俺に向かって頷いた。はっきりと…そして、しっかりと…

そこで俺は目が覚めた。
そして俺は呟いた。
「でも、一つだけ約束をやぶってしまうけどいいよな?」

俺も一生お前を忘れないよ…絶対に…


END


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