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ビッチ狩り
【レイプ 官能小説】

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詐欺-8

 背後から朋美が言った。
 「私達、詐欺にあったの…?」
竜彦は机をバーンと叩く。
 「そうだ!!」
怒りに叫ぶ竜彦に朋美はビビッてしまう。
 「あ、悪い…。君は悪くない。」
 「い、いえ…」
朋美には八つ当たりは出来ない。同じ被害者だからだ。竜彦は少し頭を冷やした。
 「くっそ…、初めから狙われてたのか。」
悔しいそうに言った。
 「け、警察…行きますか?」
今ならまだ間に合うかもしれない。しかし竜彦は借金の事よりも自分を騙した奴らへの怒りがどうにも収まらない。もともと負けん気の強い竜彦は怒りを晴らす以上の事をしないと気がすまない。
 「いや、復讐してやる。そして取られた分以上の金を取り戻してやる。」
 「えっ…?」
とてもじゃないが復讐する事など全く頭になかった朋美は驚く。
 「だいたい何で君はあの事務所にいたんだ?金を払ったなら事務所に行く必要ないだろう?」
 「わ、私は…もともと消費者金融からお金を借りてたから一千万満額集められなかったんです。だから足りない分は体で払えって…。」
 「それであいつにいいようにされてるって訳か。君は悔しくないのか?」
 「悔しいとか…、そんな…。ただ怖くて…。あと借金どうしようかなって、そればかり…。」
 「君はいくら取られたんだ?」
 「五百万です。」
 「で、残りは体でってか?」
 「はい…。あと半年、彼らに尽くさなきゃなりません…。」
 「彼ら??」
 「はい。あのリーダーの剛志って人と回収屋って言われてる清水って人と沼田って人と。あとは彼らが連れてきた友達とか知り合いには尽くすっていう約束させられてて…。」
 「酷でぇな。(こんな可愛らしい子が不特定多数の男の玩具かよ。)」
秋葉原にいるメイドのようにロリ系で可愛らしい朋美が性欲奴隷になっていると思うと思わずムラっとしてしまった。
 (そうだ、こいつは何の疑いもなしにあの事務所に入れるんだ。色々情報を掴むのに使えそうだな…。)
朋美を利用しない手はないと思った。最終的に被害額を取り戻して自由にしてやればいい事だ。竜彦は朋美を取り込むことに決めた。
 「なぁ、俺と手を組もうぜ?」
 「えっ…?」
 「君、地獄だろ?あと半年過ぎて性欲処理から逃れられても借金地獄から抜け出せる訳じゃないんだぜ?だったら奴らに復讐して借金もきれいさっぱりなくしてスッキリしたほうがいいだろ?」
しかし気弱そうな朋美はあの男達への復讐に怖がっている様子だ。
 「平気さ。君は情報を持ってきてくれればいいだけさ。後は俺1人でやる。協力してくれ。」
 「でも…バレたら…」
 「バレる前にやっつける。な?」
朋美にとっても借金地獄がある限り生きた心地はしない。少し考えてから答えた。
 「分かりました…。」
と。


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