○○○○トレイン出発進行!-3
そして、プレイヤー達は一斉に声を揃えてその言葉を口にした。
「ガタン、ゴトン、ガタン、ゴトン」
その韻に併せて男達の腰が前後に動く。ガタンで突き、ゴトンで引く。
座席に座り、女達の奉仕を受けていた男達も、その掛け声に併せて乳首を弄んだ。時折、『ぽっぽ〜』と言いながら、警笛の紐を引くように、摘まんだ乳首を下に引っ張った。
女達はその責めに身を捩らせて悦んだ。
初めはその言葉に抵抗の有ったプレイヤー達だったが、10回も淫口に突っ込む内に、また、女の表情が掛け声と供に、一斉になめかしくなるのを見る内に、段々と楽しくなってきた。
乱交は、それがコミカルで馬鹿馬鹿しいほど楽しくて燃え上がる。それを本能的にわかる美弥子が、この掛け声に特に拘ったのだった。
姫美も掛け声に併せて、もう1つ特注で作っていた夫の男根を模した携帯用のハリ型を、陰部に突っ込み、愛する夫の存在を感じながら喘いでいた。
カウントは姫美が取っていた。ハリ型を出し入れする回数を数えて、20回過ぎれば口にくわえた笛を吹き鳴らした。
プレイヤー達はそれを合図に、座った者も立った者も、車両の進行方向に向かって、隣の女の前に1つ移動した。1番先頭で美弥子の奉仕を受けていた者は、また、列の最後尾に回った。
しかし、20回と言っても、姫美が数える回数は適当だった。自ら与える陰部の刺激に、数など数えてられるものではない。また、その適当さがより良い刺激にもなっていた。
こうして順番に相手を変えて、馬鹿馬鹿しくもとても楽しい性交を繰り返していった。
「ああん、おまんこトレイン最高〜〜〜」
何回目かの男が交代する時に、美弥子は高まった気分を吐き出すように、大声で叫んだ。
美弥子が先頭車両として牽引する淫らな模擬列車は、ある程度まで順調に運行していた。しかし、しばらくするとダイヤを乱す者が現れた。
「あっ、あっ、ダ、ダメ、あっ、あっ、あっ」
快感に堪えかね、目の前の肉棒の奉仕が疎かになり、ダイヤを乱し始めた者は、やはり早イキの陽子だった。
頭を振り振り、全身で快感を現した陽子は、直ぐにその時を迎えた。
「いやーんやーん、イクウ、イクウ、イックウウウウウ」
陽子は、強烈なイキ声を発して脱線してしまった。
グッタリとなった陽子を抱えたプレイヤーは、腕の中の陽子が失神している事に気付いた。
その陽子の姿を見て、星司はホッと安堵した。このまま進めば、次に陽子の淫口に肉棒を突き立てなければ成らなかったからだ。
陽子には挿入しない選択肢も有ったが、陽子の隣で、気持ち良さそうに性を追及する美弥子の姿勢が、それを許さない雰囲気を醸し出していた。
初めは参加そのものを回避するつもりだったが、それを感じ取った美弥子から、この車両の責任者として、参加義務を念押しで負わされていた。
(次が星司さんだと知っていれば、陽子さんも、もう少し堪えれたでしょうに…)
陽子の隣で、星司に腰を掴まれ、引き寄せられる度に熱い肉棒を感じていた優子は、快感に身を捩らせながらも、陽子を不憫に思った。
その優子も絶頂に対しての耐性が、まだまだ未成熟だ。しばらく模擬列車が進むと、その優子がついに脱線する時がきた。
「ああっ…ああっ…ダメ…ダメええ…イクウウウウ!」
優子は初めて乗車した時と同じく、この車両でも目出度く失神を果たした。
失神者が続くと、それは仲間内にも伝播するものだ。
美弥子達一家の参加によって、いつも以上に激しい淫らな行為がそれに輪を掛けた。
「あううっ、もうダメ、もうダメ、許してええええ」
続いて脱線したのは寛子だった。夫とでは味わえなかった気持ちよさに、寛子の失神顔はとても満足気だった。
【痴漢専用車両】の一員として、1人残った由香里は必死に堪えた。
由香里もスペシャルエロ集団と対抗しようとまでは思わないが、できれば【痴漢専用車両】を代表して、少しは頑張る姿を示したい。
顔をしかめながら、プレイヤーに最後まで奉仕をしようとして、必死に堪えていた由香里だったが遂にその時がきた。
「ああん、もう、もう無理、もう無理いい、もう無理よおおおおお、いやあああああ」
我慢し続けただけ、脱線も派手だった。大量の愛液を放出させながら、由香里の女体は跳ねるように失神した。