井上舞の場合 1-3
翌日、いつものように学校に行き、いつものように授業を受け放課後になった。
放課後、舞は立花美香先生に理科実験室に来るように呼ばれていたので実験室に行った。舞「先生 あの口紅は一体何なんですか?」美香「あら その口調からすると使ってみた様ね」舞「えー ええ」美香「いいのよ いらなければ返してもらっても」そう舞に迫ってくる美香。
舞「い いいえ 」そう答えに困る舞。美香「舞 いいのよ。あの口紅しばらく使ってみても」「本当ですか?」「ええ」そういうと美香はポケットから煙草を取り出し、舞の目の前で煙草を吸いだした。「先生 ここ禁煙ですよ それに煙草なんて」「いいじゃない 舞以外誰もいないんだし、それに煙草吸いだすとおいしいのよね」そう言い深々と煙を吐き出した。「たしか 美香先生は煙草が大嫌いだったはずじゃ」そう記憶を思い出しながら舞は心の中でつぶやいた。美香「あの口紅 いらなくなったらいつでも返しに来てね」そういうと煙草を揉み消し、美香は教室を後にしていった。
帰宅してから、舞は昨日と同じように公園のトイレに行き、例の口紅を付け鏡を見る。昨日と同じように見知らぬ女の顔が映っている。それと共に昨日と同じように舞の心の中にドス黒いものが浮かび上がってくる。ポケットから煙草を取り出し慣れた手つきで火を点ける舞。「一日我慢していたから美味いわ」そう言いながら体中にニコチンを循環させるかのように肺の奥深くまで煙を吸い込む。煙草を吸い終える床に投げ捨て足で揉み消し、公園を後にする。
舞が向かった先はデパートであった。デパートに着きトイレに入ると舞は鏡で自分の姿を見た。昨日と違い、制服もきちんと着てどっからどう見ても真面目な高校生の姿であった。「これでよしと」そういうと舞は化粧品売り場に向かい、店員の隙を見てはカバンに化粧品をパクリ続けた。舞にとってはこの緊張感とスリルがたまらなかった。そしてバックに入れるだけ入れデパートを後にした。
舞は街を歩き続け、やっとイカした服を売っている店を見つけ中に入ると「いらっしゃい あらここはあなたみたいな真面目な子の来るところじゃないわよ」そう店の店主が言い放った。舞は声のしたほうを見ると髪を真っ赤に染めて、派手な化粧派手な服装をしたおばさんがいた。舞「うるせーな 客に向かって言う言葉かよ」女「あら あなた なるほどね」舞「何がなるほどだよ イカした服はねえのかよ」女「いろいろあるから探してごらん」舞は店の洋服を見て回った。舞「ババア これくれよ」女「全部で●●円よ」舞「高いじゃねえか」女「じゃあ これならどう?」舞「仕方ねえな」女「いつでもまたおいでよ 友達紹介してくれたら安くしとくよ」舞は店を後にしてた。
その日の夜、舞は昨日同様にベットの中でオ●ニーに夢中になった。昼間、化粧品をパクッた事を思い出すたびにマ●コが濡れていく、マ●コに入れる指の数も一本から二本、三本へと増えていき、指を激しく動かしていく。舞はすっかりオ●ニーの虜になっていった。そして明日は土曜日である。明日のことを考えると舞の指は激しくマ●コを触るのだった。