第47章 恋愛ごっこを、随分と楽しんでいるようね?-3
瞳がハイヒールの踵で、跪いた昴の勃起を弾く。昴の勃起は、先走りが溢れ出しぬらぬらと濡れ光っていた。
「分泌物をこんなに溢れさせて・・・許しを請う男が、どうしてかしら?」
瞳のピンヒールの先が、昴の尿道口を捕らえ、中へと沈んで行く。
「あがぁあああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
ピンヒールはステンレスで作られた細手のもので、その先が丸められた特別なものだった。それでも、初めての尿道への侵入は、激痛と共にペニスの内側を弄られる異様な感覚が全身を走り抜けた。
瞳が昴のアゴを持ち上げ、その瞳を覗き込む。そして、尿道に侵入したヒールをゆるゆると動かし始めた。硬いヒールにペニスの芯を貫かれ、逃げることはもちろん。わずかに動くことさえ許されない。
「っは! があっ! ぐ、うぐう、んあああ!」
尿道の中でヒールが動く。ペニスを破壊されそうな恐怖の中で、体内を弄られるおぞましくも狂おしい感覚に包まれる。
瞳に征服される。そう思うと同時に股間に衝撃が走った。気がつけばヒールが引き抜かれ、激しく精を噴き上げていた。
「弾けなさい・・・でも、これは愛じゃない。ただ快楽に溺れているだけよ。これ位は分かるわね・・・私から見れば、彼女との関係も同じよ。ただ快楽を貪っているだけ・・・愛だなんて笑わせるわ・・・」
昴が精を吹き上げ、びくびくと体を震わせながらも訴える。
「んん、んん、んぐぅ、僕はひたぎを、ひたぎを、愛しています・・・瞳さんに征服されても、それは変わりません。んぐうう!」
「そう。でも、彼女はどうかしら? 試してあげるわ?」
昴は射精を終えて、崩れ落ちそうになる体を支えながら懇願する。
「ああ、お願いです。許して下さい。明日はひたぎと初めての・・・」
瞳が昴の言葉を遮る。
「分かっていないのね?子供を身篭るならまだしも、ただ童貞を奪うなんて意味がない。いらないわ。出し抜くようなまねをしても、あの娘は少しも傷つかない。二人の関係を根元から揺るがせてあげるわ」
昴は童貞を守れるのなら、その他の全てを受け入れるつもりだった。しかし、瞳の考える次元は違っていた。昴は混乱した。ひたぎとの初体験を奪われるよりもなお、二人の関係を揺るがせる事など想像もできない。昴は瞳の言葉に震え上がった。
「瑠璃。あれを・・・」
瞳が昴を見つめたまま、瑠璃に右手を向ける。瑠璃はビニール袋を開けると、ぬるぬるとした液体にまみれた節くれだった細い棒を取り出し瞳に手渡した。瞳はその棒を昴の尿道口に当てると、躊躇なく根元までそれを押し込んだ。
「はがああ!」
10センチほどもある節くれだった棒が、ハイヒールの踵が届かなかったペニスの根元までを深々貫いた。射精直後のペニスの内側に異物を突き込まれ、意識を飛ばしそうな衝撃が体を駆け抜けた。
「瑠璃・・・」
瞳の差し出す手に、瑠璃が皮ひも乗せる。瞳が、皮ひもを昴のカリ首に巻きつける。そしてペニスの前後でその紐を交差させていく。尿道に異物を抱え込んだペニスをきつく締め付けられ昴が悶える。紐は複雑に絡み合い亀甲縛りのように昴のペニスを拘束していく。更に紐は睾丸の根元に巻きつけられ、紐の端のリングが南京錠で固定された。
「先程、征服されるとか戯言を吐いていたわね?子供を相手に征服なんかしないわ。・・・きついのはあなたの一人よがり。勝手に征服された気にならないで・・・この紐はあなたを拘束などしてはいない。勃起が治まればすぐに解けるほどに緩く留めてある。ひとりよがりな子供が、一人で勝手に勃起させて、自ら紐に絡み付いているだけよ。私の相手をするのが嫌なら絡みつくのを止めなさい。それが出来ればすぐに解放してあげる」
その通りだった。瞳に呼ばれただけで昴が勝手に勃起させたのだ。しかし、それが分かっても、どうしようもないほどに勃起して治まる気配さえみせない。勃起に強く紐が食い込んだまま、昴は言葉を発することさえできなかった。
瞳が長いドレスの前面を割り、自らの外性器を掴み出す。それは、黒光りし大きく反り返った、通常の男性よりも二回りも大きな免物だった。その免物が昴の目の前に据えられる。
「口を開けなさい」
昴が首を横に振る。それは最後の抵抗だった。
「勃起をこんなに震わせて、偽善者ぶるのは辞めることね」
瞳の外性器を唇に押し付けられる。昴が諦めたように口を開く。
ごっぼお!!!
一気に喉の奥を突かれる。驚く暇もなく、瞳の射精が始まった。
びゅるるるる。びゅるるるる。びゅるるるる。
瞳の精が喉を下り、体内へと流れ込んでいく。頭の芯の痺れが爆発し、背筋を駆け下り、昴の股間を打ち抜いた。
「ぐもおおおおおおおおおおおお!!!!!」
喉に巨大な亀頭を咥えたまま、昴が悲鳴を上げる。弾けた精が尿道の異物に堰き止められ、睾丸が狂ったように暴れだす。射精を終えた瞳の亀頭が、休む暇なく昴の喉を突く。喉の粘膜を強く擦られ意識が飛びそうになる。瞳に頭を押さえ付けられ、亀頭を更に奥へと押し込まれる。亀頭を食道の奥深くまで侵入され意識が遠のいたところで、瞳に二度目の精を放たれた。
瞳の精を受けるだけで、昴の体は反応し、どうしようもない勢いで精が吹き上げた。しかし、出口を異物に塞がれた状態での立て続けの射精は拷問以外の何物でもなかった。
昴は喉を貫かれたまま、ただがくがくと震え続けていた。瞳の外性器を咥え込んだ口の上で、異常なまでに見開かれた瞳が、ただ瞳を見つめていた。
二度目の精をたっぷりと昴に飲ませた瞳は、何事もなかったかのように昴から外性器を引き抜いた。そして、昴の首元を掴んで床へと押さえ込んだ。