第46章 私の体はあなたを楽しませることができるのかしら?もし、私の体がつまらないものだったら、それが怖いの-1
翌日も翌々日もひたぎは放課後が待ち遠しかった。授業が終わり次第、二人きりの場所で昴に甘えた。ただじゃれ合い。昴の胸に縋り、黒髪を撫でられるだけで幸せだった。どちらともなく二人の将来が話題となり話し合った。
「大学はどうするの?」
「そうだなあ。海外留学を進められているけど、ひたぎと一緒にいたいからな。ひたぎはどうするんだ?」
「家から通える国立を目指していたけど気が変わったわ。セバスチャンを得た今の私は世界中のどこへ行こうとも不安はないわ」
「セバスチャンって誰だ?しかし、ひたぎを守るボディーガードとしては、海外は心配だよ。それにひたぎも両親と離れるのは不安だろう?」
「不安が無いと言えば嘘になるわ。でも期待の方が大きいわね。だって東洋の女性は、西洋人には宝石のように見えるそうよ。もてもてじゃないかしら?」
「やっぱ、辞めた!東京の大学に進むことにする!」
「あら、それは残念ね?私だけでも海外に留学しようかしら?」
「セバスチャンなしで行けるのか?」
「セバスチャンって誰かしら?でも、一人じゃ怖いわ。仕方ないわね?」
「ところで・・・高校を卒業したら、一緒に住みたいと思うけど・・・どうかな?」
「セバスチャンは、お嬢様の傍で常に控えているのがあたりまえなのよ。直ぐにでも住み込みで働きなさい」
「だからセバスチャンって誰なんだ? で、お嬢様は、忠実な執事をご所望なのか?」
「そうね・・・今、私が求めているのは、忠実な王子様・・・違うわね・・・私が欲しいのは・・・昴、あなただけよ。他はいらない・・・昴となら良いわよ」
「そうか・・・嬉しいよ・・・僕もそうだ。ひたぎじゃなければ嫌だ。他はいらない」
「そう・・・週末が待ち遠しいわ・・・でも、少し怖いの・・・ううん、本当はとても・・・」
ひたぎから申し出て、この週末に処女を捧げると約束していた。昴がひたぎを抱き寄せる。
「僕は何時までも待つよ・・・ひたぎの傍に居られればそれで十分だ」
「そうじゃないの。今の私はあなたが欲しい。体がどんなに傷ついてもあなたを受け入れたいの。でもね・・・私の体はあなたを楽しませることができるのかしら?もし、私の体がつまらないものだったら・・・それが怖いの・・・」
昴がひたぎを強く抱きしめる。
「そんなこと気にすることじゃない・・・」
「名器というものがあるそうね?それだけで男性を蕩けさせ虜にしてしまう。そしてその反対も・・・それがどんなものかを私は知らない。だけど、私が知っている二人の娘だけでも驚くほどに違うのよ。
綾乃の体に指を差し入れると、きゅんきゅんと驚くほどに締め付ける。それに綾乃は中が焼けるように暑いのよ。中をかき回してやると締め付けは更に強くなり、最後のその瞬間は、指が折れるかと思うほどに強く締め付けるの。そして、その後もびくびくとそれが続くのよ・・・
水晶はまた違うのよ。水晶は中が狭いの。二本の指なら、揃えてねじ込むようにしないと入らない。綾乃と違って膣全体で指を締め付け包み込む。そして、指を動かすと内壁がねっとりと絡みついてうごめくの・・・それは、感じるほどに強くなり、最後のその瞬間は、私の指に吸い付いて、指が捻られるほどに強く、びゅくびゅくとうごめき続ける・・・
綾乃の体は、男性自身を締め付け、男性が動けば強くしごき上げる。水晶の体は、男性自身を包み込み、ねっとりと絡み付いて敏感な亀頭を刺激するはずよ・・・
私の体はどうなのかしら?綾乃のように強くあなたを締め付けることができるのかしら?水晶のようにねっとりと絡みつきうごめいて、あなたを刺激することができるのかしら?それとも私の体は・・・
あなたに愛される為なら、どんな努力も厭わない、だけど、それが生まれついたものなら、私にはどうすることもできない・・・もし、そうなったらと考えてしまう。あなたに愛されたいと思えば思うほど不安になるの、怖いのよ・・・」
「ひたぎ・・・僕は君が居てくれればそれで良い。一生童貞のままでいても良い位だ」
「嘘よ!変態の昴にそんなこと、できるはずがないわ!」
「それができるんだな!普通のセックスだけじゃ満足できない変態だからね。ひたぎのフェラチオもアヌスも最高に気持ち良かった。また、ひたぎを縛ってアヌスを犯したいと思っているし、他にもしたいことが山ほどある。裸エプロンで朝食を作らせ、それを後ろから眺めてみたい。正に男のロマンだな。そうだ、外で食事をしながらひたぎの敏感な場所を弄ろうか?敏感なひたぎが湧き上がる快感を必死で押し殺す姿は、さぞかし萌えるだろうな? 卑猥な妄想ならいくらでも沸いてくる。一生退屈することはなさそうだ。どうだ、これでも心配か?」
「私の幸せな未来になんてことを・・・・・まあいいわ。心配ない事が分かったわ。そして、私があなたの異常性を甘く見ていたこともね」
「嫌いになったか?」
「そうね・・・どちらかと言えば、そんな昴だから好きになったのよ・・・」