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パンティ仮面
【フェチ/マニア 官能小説】

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パンティ仮面-1

 公園で子供がパンティを頭に被って遊んでいた。
「ぼくはパンティ仮面だ! 悪いやつらをやっつける!」
 見れば、子供は西野さんちのあきら君じゃないか。
 あきら君のお母さん、由紀恵さんは二十代後半のすごい美人。
 道などで見かけるとドキドキし、彼女で何度もオナニーをした憧れの存在だ。もっともリストラされた、腹の出た中年男の私など、彼女が相手をしてくれるわけがないが。
「こんにちは、パンティ仮面」
 濃紺の大人っぽいパンティを被っているあきらくんに話しかけた。
「こんにちは、近所のおじさん」
「いつも正義のために戦ってくれてありがとう」
「えへへ」
「ところで、そのパンティはどこで手に入れたの?」
「家の洗濯物入れだよ」
 西野家は、由紀恵さんと夫とあきら君の三人暮らしだ。
「そのパンティ、ジュースをおごってあげるから、おじさんに譲ってくれないかな? おじさんも正義のために戦いたいんだ」
「いいけど。でも、ちょっと臭いよ」
 望む所だった。
 私はジュース代を渡すと、パンティを受け取った。
 クロッチの部分を見ると、淫猥な縦筋の汚れが付着している。
 おおっ、由紀恵さんのパンティ! 由紀恵さんの汚れパンティ! はあ、はあ、はあ。

 あきら君は嬉々として自動販売機の方に駆けていった。
 それにしても……。
 私はあきら君が大人になった時のことを心配する。
 なぜなら私も子供の頃、パンティを被って遊んでいたから。


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