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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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仕置人優子、陽子の部屋に潜入す-5

「どうしたの。可愛いくなった割れ目ちゃん、舐めてくれないの?」

陽子の戯言を無視し、優子は無言のまま陽子の上半身を抱えると、そのままベッドの横にスラリとした陽子の肢体を引き立たせた。

しかしこのままでは思いを遂げられない。優子は陽子の足元にしゃがむと、足首を掴んで足を開かせた。

優子が何をしたいのかは、わかっていたが、陽子はさしたる抵抗もしないまま、優子のやりたいようにやらせていた。それどころか積極的に、優子の思うように体を動かした。

「やあん、こんなに足を開かせた状態で、下から覗く気なの?エッチエッチ。じゃあこうして上げる」

陽子はミニスカートの裾を摘まむと、チラリと捲って、陰毛の無い縦スジを晒した。

「黙れ…」

「まあ怖い」

「黙って聞け。その態度を改めて、土下座して謝るなら今回だけは許してやる」

優子がドスの効いた声で言ったが、ヤクザ相手に修羅場をくぐり抜けたその声を聞いても、陽子の様子は変わらなかった。

「やあね、そんなに直ぐに改まったら苦労はしないわよ。いいわ、優子ちゃんの気の済むようにしてちょうだい。それで優子ちゃんの用事は終わるのよね」

「そうよ、蹴り上げた後で、ローターで苛め抜いてやるんだから」

「いいわよ。それが済んだら帰るのね」

「くどい!そのために、あたしはここに来たのよ」

「うふっ、あたしが呼んだんだけどね」

「うるさい!あんたなんかに呼ばれた覚えはない!」

「じゃあ、さっさと終わらして帰りなさいよ。ローターもここに置いてるから使えばいいわ」

陽子は態度を急変させて高飛車な態度を取った。そしてベッドの上の枕を荒々しく捲って、隠していたローターを指差した。その横には問題の乳首クリップも有った。

「い、言われなくてもやるわよ!」

本心では、同性の股間を蹴り上げる事には躊躇が有った。それは陽子を脅かす手段であり、強気で攻め寄れば陽子が反省して謝ると思っていた。

しかし全然反省しない陽子に、容赦をする必要はないが、優子は股間を蹴るよりも先に、責め易そうなピンクローターを優先する事にした。

「悶絶地獄を味あわせてやるわ」

優子はピンクローターを手に取り、スイッチを入れて、そのまま振動をMAXにまで上げた。優子の手の中でブーンと勢いよくローターが暴れた。

しかし、その威力を目の前にしても、陽子の態度は変わらなかった。

「さあ、やりなさい。でもその代わり、あたしからの大事なお知らせを聞かずに帰りなさい」

陽子はいつも以上に、自信に満ち溢れた態度を取った。

「だ、大事なお知らせって何よ?」

予想通りに優子が聞き返したので、陽子は心の中でクスリと笑った。

(うふふ、やっぱり優子ちゃんて扱いやすくて可愛い〜)

こうして優子は、いつも通りに陽子のペースに嵌まっていくのだった。

「教えてあげない」

きっぱりと言い切る陽子。

「言いなさいよ」

「いやよ。聞きたければ、ちゃんとお願いしなさい」

陽子はにっこりと微笑んだ。

「な、なんでそうなるのよ。蹴り上げるのだけは止めてあげるから、ヒントを言いなさいよ」

「あはは、蹴って貰いたかったのになあ。ザ・ン・ネ・ン。じゃあヒントを教えてあ・げ・る」

人差し指を左右に振りながら言った陽子の態度に、再びカチンときた優子は態度を硬化させた。

「もういい!そんなに蹴って欲しかったら、今すぐ蹴ってやる!」

顔色を変えた優子が迫ろうとした瞬間、陽子が気になる一言を言い放った。

「次回、【痴漢専用車両】運行の下準備が整いました。今日はその最終の打ち合わせです」

その言葉を聞いた瞬間、優子の中の感情やわだかまりが吹き飛んだ。

「うっそー!いつ?いつ?いつなの?【お楽しみバージョン】でしょうね!まさかターゲット?どっち?どっち?どっちなのよ―――!」

優子は手にしたローターを放り出すと、陽子の肩を掴んで揺さぶった。淫乱な優子が待ちに待った車両、もう冷静では居られなかった。

「まだあたしを蹴りたい?」

「そんな事はどうでもいいから、早く教えなさいよ」

「あはは、優子ちゃんったら可愛い」

こうして陽子は、自分の思い通りに動く優子に、とても満足感を覚えた。



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