白金の桜貝 ☆-1
「磯崎恵利子 16歳の受容 platinum girl」(試作版)
[作品紹介]
バージンレイプの悲劇から僅か半年。可憐な少女磯崎恵利子は、狡猾な強姦魔千章流行の手によって、その清らかな心と身体に“性の悦び”を刻み込まれていく。
そして物語は新たな展開を迎えて行く。
[新たに加わる人物紹介]
♂不易一文(ふえきかずふみ)・・・恵利子と同じ高校に通うクラスメイト。
高校入学前より恵利子の一挙手一投足に注目し、その変化をつぶさに観察を続ける。高校生故その行動範囲は限られるが、徐々に恵利子の秘密に近づいていく?
そして本人はあずかり知らぬ事ではあるが、その内面には異なる意識が潜む。
[物語の一部紹介]
2006年12月8日 金曜日
恵利子の大きな瞳は、天井に在る薄暗い灯をただぼんやりと眺めていた。
何かが変わろうとしていた。
いや、正確には自分の中が、何かと入れ代ろうとしている。
(あんなの、わたしじゃない……)
数時間前
バージン・レイプ後、13度目の“ノルマ”の日。
この日、“男”より強いられ続けている継続的セックスが、恵利子にとって形が変わろうとしていた。
半年前の5月31日、高校入学間もない恵利子は、レイプによって処女を失う。
しかしそれは、狡猾な男の計画のほんのはじまりに過ぎなかった。
「継続的なセックス」、それがバージン・レイプを撮影された恵利子に突き付けられた要求であった。
それは際限無い要求では無かったが、放課後月二度のペースで強いられる続ける事になる。
しかし、それはもう、どうでもよいことなのかもしれない?
以前の自分は、すでに消えかかろうとしている…… のだから
そう想える程に…… この日の恵利子は、渇き求めていた。
「あっ、あぁぁっ、うぅっくぅぅ」
きつく閉じた唇から、悦びとも苦しみとも取れる嗚咽が漏れる。
長く美しい髪を揺らし、細い腰を撓らせる。
充血しぷっくり膨らんだ大陰唇が、膣深く曳き込むように陰茎に纏わり付き咥え込む。
それを軸に自らの意思で歪な弧を描き、何かを探る様に腰を振り動かす。
同年代少年との交わりでは決して得られぬ領域、その感覚に恵利子は身を委ねはじめていた。
(ごっ、ごめん……、ごめんね、不易(ふえき)くん、わたし、わたしはあなたが想っているような女の子じゃ、もう…… ないの)
恵利子の脳裏には、愚直なまでに想いを寄せ、それを告げた少年の顔が浮かんでいた。
そんな迷いとも取れる想いを察するかの様に、千章は騎乗位から体位を入れ替えるよう恵利子に促す。
シーツに両腕を着かされると一度引き抜かれた陰茎が、再び大きな抵抗感を持って捻じ込まれてくる。
しかしそれは当初在った不快な痛みを伴う物では無く、恍惚漂う抵抗感であり摩擦へと変わっていた。
そして心得た様に挿入時よりも曳き抜く時に、千章はより意識を集中するのである。
陰茎先端にある括れで、膣内壁背側を深浅加減に注意しながら、なぞりあげるのである。
その動きに僅かにあどけなさ残す二枚貝が、呼応するかのように淫猥な収束を魅せ悦びを湛える。
(み、視られてる、わたしの、わたしの、わたし視られてる)
後背位故千章の視線を伺い知る事は叶わないが、恵利子は感じていた…… 痛い位に熱いその眼差しを感ぜずにはいられなかった。
深く浅く、抜き挿しが繰り返される、自分と男との接点…… その一点に視線が注ぎ込まれている。
(恥ずかしい……)
憎しみでもなければ嫌悪でも無い、今の恵利子に在るのは羞恥と言う名の快楽。
その新たな感覚が更なる悦びを導き熱くさせ、胎内奥底より濃厚な淫蜜を溢れさせ、求め欲する物に纏わり絡み付く。
物欲しそうにパックリ拡げ咥え込むその様が、確認せずとも恵利子には解っていた。
(…… いっ、いっ、いい、いくぅっ、いくぅっ、イクっ、えりこ、いっちゃうぅぅぅっ)
シーツに着かされた両腕の指先が、深く深くマットレスに突き刺さる様に食い込んでいく。
それでも止まぬ男の淫靡な腰使いに淫蜜が溢れ続け、恵利子の太腿をつたい濡らしはじめる。
溢れ出た歓喜の淫蜜は激しい交接により、徐々にその形状をきめ細かな真っ白い泡へと変えて行く。
バージンレイプから半年、繰り返し強いられ続けた望まぬセックス。
痛みに打ち震え押し拡げられた幼気な桜貝は……
今、艶やかに白くひかり輝く白金のクレヴァスへと変容を遂げ様としていた。
「○○○○ぅ、○○○の○○○○、○○ぅ、○○ぅ、○っ○ゃ○ぅぅ……」
それは幼女の泣き声、叫び声の様でもあり、“女”のそれである様にも聞こえた。
いずれにしてもその可憐な容姿に似つかわしくない声、言葉が磯崎恵利子の口より漏れ出でる。
注ぎ込まれ続ける悦びに、連続アクメに達した恵利子は、遂に歓喜の声を漏らし心の壁は壊れ崩れ落ちて行く。
「可愛いよ、恵利子」
アクメ後、淫らな言葉を口にした恥ずかしさから、一瞬我に返った恵利子にかけられた言葉。
その言葉を口にした男の指先が、至極自然にそして愛でる様な優しさで、恵利子の濡れ羽色の髪を撫でる。
(可愛い……)
それは以前の恵利子がもっとも微妙に感じ嫌った褒め言葉であった。