戦-2
山崎は私に名前を呼ばせると満足して
指を私の中で動かし始めた。
「はぁ・・・ぁぁぁ・・・・ぁ」
「美咲っ。ごめん。余裕ないわっ」
私の下着を片足だけ脱がせると
ゴムの入った小さい袋をピッと口で引き裂いた。
ヌルッと入ってきた山崎自身は私の中でさらに大きくなる。
数え切れないほどの律動の中で
山崎の手が私の身体を這い回る。
「みさき」
うわごとのように私を呼ぶその声が切なくて
私自身もキュンとなる。
「まさるぅぅ」
3年もほぼ毎日のように顔を合わせている同期なのに
下の名前で呼ぶのはもちろん初めてで
恥ずかしさを隠すために
何回も呼ぶ。
私が山崎の名前を呼ぶごとに
奥に奥に入ってくるそれは
山崎が私の心の中に入ってくるようで
私もぎゅっと逃さないように締め上げた。
「ちょっ・・・と。おい!」
そんな私の行動にさらに慌てた山崎が
乳首を弄びながらキスを繰り返す。
「んぁ・・ぁ・・・・ぁ・ぁぁぁ」
銀色の糸になって口から流れ出る唾液さえ
私の一部なんだとでも言うように
山崎が舐めとった。
「美咲」